3月9日の昼ご飯
この日は、「干しリンゴと豚肉の煮もの」(左上)、
ラジオで話していた「バジル味噌汁」、それに「カブとダイコンのぬか漬け」。
醤油とみりんとキビ糖と日本酒を少しくわえて煮るだけですが、
干したリンゴは、酸味と甘みが凝縮されてたぶん生のものより
煮物には向いているのではないでしょうか。
赤いリンゴは、紅玉、緑のリンゴは、グラニースミス。
グラニースミスは、出回っていないですが、酸味が爽やかでアップルパイなど
加工用に美味しいリンゴです。
味噌汁は、聞きかじったのを自分流にアレンジしたのですが、
トマトと味噌は合うので、バジルも違和感なしです。
それに最後に入れる粉チーズでグーンとコクも出ます。
3月11日
ニンジンとトマトとパセリを干しておいたものです。
トマトは、そろそろ旬を迎えているので(ハウス栽培)敢えて使ってみました。
他のは、ほぼ3日でOKなんですが、トマトは5日ほどかかりました。
これでもまだ生乾きという感じです。
これができた「にんじんご飯」(ピラフ風)です。
ニンジン、トマト、それにツナ缶(オイル入りではないので)と
オリーブオイルを入れ、塩、コショウ少々、あとは炊飯器で炊くだけです。
最後にパセリを振りかけます。
このご飯のコンセプトは、日干しした野菜があれば、
包丁いらずでできるというところです。
うちで作ると、塩加減を体と相談して量を決められるというところだなと
このご飯の時も感じました。
私も冬場は、多少血圧が高めで推移しているので、味付けは薄味にして
後で調整します。
3月17日
最後は、「干しダイコンと手羽先の煮もの」です。
干しておいた大根を、鍋に昆布と水と、
あらかじめフライパンを使って胡麻油で焼き目をつけておいた手羽先を入れ、
30分弱落し蓋をして煮ます。
じわじわと昆布と手羽先から出る旨みがダイコンに浸みてきて
乾燥しきっていたダイコンもふっくらしてきます。
煮汁が少なくなってから、醤油とコチュジャンを入れ、
強火で煮汁がなくなるまで煮たらできあがりです。
ダイコンの葉があれば、彩りにさっとゆでたものをのせます。
ダイコンは、生のものもそうですが、旨みを取り込んでくれるところが
千両役者さんだと、今回もつくづく感じました。
ちょっと歯ごたえもあり、美味しいです。
春ですね。乾燥注意報もそろそろおしまい。
日干し、風干し野菜も旬が過ぎようとしています。