大さん橋埠頭

にっぽん丸

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 今日の客船出航予定は、夕方の5時。ちょうど用事が終わって大さん橋へ着くと、汽笛がゆっくりと3回鳴り響き、タラップが外され、碇が巻き上げられて出航するところでした。

 本日の客船は、商船三井の三代目「にっぽん丸」です。飛鳥Ⅱなどから見るとちょっと小ぶりですが、下の部分が黒っぽくて引き締まった感じの船でした。

 総トン数 約22000トン、全長 約167m、全幅 24m、 8階建て、 乗船定員532人。 今日は、これから東北夏祭りクルーズに出かけるそうです。音楽が流され、岸壁の見送りの人たちとデッキにいる人たちが、色とりどりの紙テープを投げ、別れを惜しんでいるので、もっと遠くへ何ヶ月も出かけるのかと思いましたが、船のテープが出港とともに離れては切れていくセンチメンタルな気分を味わうのも分かるような気がしました。船はゆっくりと離れていくところがいいんですよね。

 この大さん橋埠頭は、建物の上が通称「くじらのせなか」と呼ばれている公園のようになっているので、誰でも豪華客船を見ることができます。それに、ここからは、みなとみらいの風景が一望できて、横浜らしいロケーションを味わうには最適なところです。