はま梨

左から「幸水」「豊水」「菊水」

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 色の違いが分かるように、冷蔵庫に残っていた「幸水」を出してきたので、「幸水」は、少々傷が入っています。この前の摘み取りの「幸水」は、やはり新鮮なだけあって、果汁が多くてとてもみずみずしく感じました。 

 2回目の梨を買いに行ったところ、午前十時だというのに、もう何人も先客がいました。今回は、摘み取りはせずに、庭先で販売している、すでに袋に入った2キロ入りのを一袋買いました。今回は、てっきり「豊水」だと思っていたら、おばさんが、「今日は、「菊水」と「豊水」が入っているよ。「菊水」は、上品な味の梨だよ。」とのこと。2キロといっても、一個がずっしりと重いので、5個しか入っていません。そのうち2個が菊水、3個が豊水でした。

 「菊水」は、青梨の系統で、「二十世紀」が親木になった品種で、「幸水」の親木にもなりました。酸味も甘味もバランスよく入っていますが、ほんのりした甘さで、言われたように上品なお味でした。初めて食べたので、とても心に残りました。

 「豊水」の方は、市場に出回るので、ご存知だと思いますが、「幸水」よりも、なお甘味が強く、酸味はほとんど感じません。

 この三つの梨が、三兄弟の三水なのかと思いましたが、残念ながら、「菊水」は、三水に入らず、代わりに入るのが、「新水」だそうです。

 今期の梨の販売は、今月20日頃で終わりだそうです。