秋の兆し

アキアカネ?ウスバキトンボ?

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 奥多摩町へ行くことがありました。奥多摩町は、東京都の西の端で、大部分が急峻な山なので、気温が都内に比べてたぶん5度くらいは、低いところです。

 トンボが枝に停まって近づいても一向に飛び立つ気配がありません。たぶんアキアカネの色が赤くないものだろうと思いますが、ウスバキトンボかもしれません。

 アキアカネは、オレンジ色から赤い色に変わっていくものもあります。また、夏の暑い時期には体温が高くなりすぎて低地には住めなくて、高地に住み、里の気温が低くなると次第に下りてくるので、秋の到来を感じさせるとんぼの代表ですね。

 ウスバキトンボは、日本全国で見られるトンボで、春、南の方から徐々に北上し、8,9月に関東地方にも到達して、そろそろ秋の到来を知らせるトンボです。旧盆の頃現れるので、「盆とんぼ」などと呼ばれているようです。私の写真の撮り方が悪くて背中と羽の色や模様がわからないので、申し訳ありませんが、特定できません。

 生き物は、確実に秋の到来を感じているにもかかわらず、いつまでも暑いので人間の方は少々バテ気味です。