日仏料理協会のレストラン

 リパイユ エクスキーズ

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 7月の横浜は、フランス月間ということで、映画館ではフランス映画を特集したり、ライブハウスでシャンソンが歌われたり、美術館では、フランスゆかりの画家の展覧会が開かれたり、レストランでは、フランスに因んだ特別料理が出されたりします。今年の7月にこのレストランのこともFM横浜から流れてきた情報で知り、一度行ってみたいとかねがね思っていました。

 横浜は、開港当時は、生糸が主な輸出品でもあり、リヨンは、その生糸を使った絹織物で有名な都市だったというつながりから、後になって(1959年から)横浜とリヨンは、姉妹都市になりました。リヨンは、その歴史的な経緯から、「食の都」としても有名な都市です。このレストランは、フランス政府公認の社団法人になっている日仏料理協会が運営しているそうで、特にリヨン風のメニューや、フレンチの基本に忠実な料理を提供してくれています。大通りから何本か入った通りにあるので、地図で確かめておかないと分かりづらいです。みなとみらい線馬車道駅、JRの関内駅や桜木町駅からも約5,6分のところにあります。

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  上の写真が今日のランチメニューです。         

  ねぎと赤ピーマンのポタージュ  豚ほほ肉のプレゼ ラヴィゴットソース  パンプディングキャラメルがけとラングドシャ  コーヒー  自家製パン(フランスパンの生地に全粒粉も少し入っている)

 ポタージュスープは、2色構成の目にも鮮やかなスープで、印象的です。外側は、長ネギで、内側の朱色のところが赤ピーマンで、それぞれの味がほんのり口に広がり、美味しく感じました。

 メインは、肉か、魚かということですが、私は、豚のほほ肉というのは食べたことがなかったので、肉にしました。ほほ肉の下にジャガイモが敷いてあり、ちょっとこってりした味わいのソースがかかっていて、満足感のあるメインでした。肉は、ナイフを入れるとポロッとくずれるくらいの柔らかさです。

 デザートは、パンプディングキャラメルがけとラングドシャがのったもので見た目も美しく、しっかりと甘さのあるケーキでした。それに私は、コーヒーを選びました。コーヒーカップがハート型になっているところがおしゃれです。

 これだけ時間と手間がかかった料理を1800円で食べられたのは、とても幸せだと思いました。店の方の料理の説明がしっかりなされ、こちらの質問にもちゃんと答えてくれたり、・・・・サービスも気持ちよかったです。

 このリパイユ・エクスキーズは、9月で10周年を迎えたそうで、来週から2週間10皿構成の特別メニューを食べる機会があります。友人たちとそのメニューを楽しみたいと今考えているところです。