鎌倉の彼岸花が咲く寺その1

 英勝寺

 鎌倉では唯一の浄土宗の尼寺。徳川家康の寵愛を受けたお勝の方は、家康没後出家し英勝院と名前を改め、家光の配慮で扇ヶ谷に寺を与えられたのが始まりだそうです。水戸徳川家とのゆかりが深いため三つ葉葵の紋が施されています。

 鎌倉駅の西口を降りて一つ目の信号を右へ曲がり、直進するとまもなく左手に寿福寺が見えてきますが、そのお隣です。が、門は閉ざされていますので、ちょっと先の通用門から入るようになっています。拝観料は、300円です。

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 この写真は、仏殿の横手から撮ったものです。

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 敷地は広くはありませんが、一年中絶えることなく様々な花が咲く花の寺としても知られ、ちょうど今頃はヒガンバナを見にたくさんの参拝客が訪れます。

 昨日は、暑いくらいの日差しにも関わらず、観光客を迎えるために、わざわざ門の外に特別に机を置いて対応しておられました。まだ咲き始めなので、もうしばらく楽しめそうです。

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 奥のほうへ入っていくと、よく手入れのされた竹林があり、ヒガンバナの咲く日当りのよい庭と対照的な雰囲気を感じられます。