鎌倉の彼岸花が咲く寺その2

浄光明寺

 扇ガ谷にある真言宗の寺で、北条氏や足利氏とかかわりの深い寺です。本尊の阿弥陀三尊は、国の重要文化財に指定されていて、木、土、日の天候のよい日だけ、拝観できる特別な仏様です。(拝観料は200円)

 英勝寺の前の道に沿ってJRが通っていますので、すぐ近くの踏切を渡ると、斜め左に入っていく細い道があるので、その道を進み、突き当りを右へ曲がるとまもなく左手に浄光明寺が見えてきます。

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 山門を入ると、右手にこの不動堂があります。今は、みやぎのはぎが両脇にこぼれるように咲いています。

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 この寺にもヒガンバナがたくさん咲いていますが、英勝寺に比べると開いている花が多いような気がしました。今を盛りに燃え盛るような一叢の花を見ていると、別名のカジバナと呼ばれるわけが分かるような気がしてきます。