綿毛

 梅雨に入ってから、降る降ると言われながら、横浜ではちっとも雨は降りません。

 梅雨の中休みどころか、ずる休みという話も聞こえてきます。

 「今のうちだあ・・・」と言っているかどうかはわかりませんが、春のタンポポ、そのお友だちが空に向かって飛ばそうと茎をうんとのばして綿毛を作っていました。

 綿毛を飛ばしてしまったら、自分たちの仕事は終わりです。終わる前の最後の晴れ姿にも見えます。

 こっちは、タンポポの綿毛

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 こちらは、ブタナの綿毛

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 何とも情緒のない名前です。フランスで豚のサラダという意味の名前だったところから付けられた名前のようです。 

 花は、タンポポよりちょっと小さくて平べったい。茎は枝分かれするところが、タンポポと大きく違うところ。

 花色が濃い黄色なので、野原に広がって咲いていると見ている分にはとてもきれいですが、駆除するためには、やっかいな草だそうです。