旅の最終日、前日通らなかった三清洞(サムチョンドン)の通りを通って、北村(プクチョン)を歩きました。
この通りは、画廊や伝統工芸店のようなものがたくさんあります。
まだ朝早いので、ショーウィンドーから覗くだけでしたが、やはり時間がいくらあっても足りないようなところです。
きっとこの絵は、若い人の作品だと思いますが、色使いが爽やかで仲のよい友だちを描いたものだと思いました。
ここは、ブティックかなとも思いますが、ポシャギ(韓国のパッチワーク)をチマ・チョゴリに仕立てたものです。
ポシャギはたいへん手のかかる作業を経て作られるものなので、こんなに豪華なドレスに仕上げるためには、どれだけの時間を必要としたかと思いました。それこそ気が遠くなるようです。
これは、ギャラリーの屋根の上に飾られていた造形です。
たぶん、マリアがイエスを抱いているピエタを表わしたものではないかと思われます。斬新なピエタです。
プクチョンから、地下鉄に乗りナンデムンヘ。市場の商品を覗き見しながら、消失した後、出来上がったばかりの南大門(ナンデムン)を見ました。時間の都合で、概観のみで失礼しました。
ナンデムンを見た後、ミョンドンのロッテデパートの地下のフードコートでキッパやトッポキやチャプチェやナムルを調達してお昼にしました。
その後、KPOPが好きなメンバーがぜひ行きたいと言っていた、市庁舎近くの徳昌宮(トクスグン)へ行きました。残念ながら、月曜日は徳昌宮はお休み。外の塀のみを見ましたが、実は、この塀沿いの道がお目当てだったようです。
ある歌の中に出てくるDVDに黄色に染まる木々の中を歩くシーンがとてもロマンティックだったので印象に残っていたそうです。
趣のある塀が続いています。
さすがにこの時間は、お昼を求めて歩く人ばかりで、そぞろ歩く恋人たちの姿はありませんでしたが。
そこから、荷物を取りに再びインザドンのホテルへ戻りました。
ホテルの玄関脇にある小さな水盤?に咲くホテイアオイに見送られ、帰途へつきました。