金谷港から、JRの浜金谷まで歩いて10分弱。
鯛やひらめではなく、タコやエビが歓迎をしてくれました。いえ、うらしま太郎ではないので、歩く道々、海のものを売るお店があるだけですが。
タコ
足を1本ずつパック?いえいえ、生きたタコが1匹ずつネットに入って海水の中に入っているのです。
イセエビ
長ーいひげをふりふり歓迎してくれてます。もちろん生きています。
東京湾を渡ってくると、テングサもあります。テングサから寒天を作ると美味しいそうですが、何でもやりたがりやの私も、今回はパス。
浜金谷の駅舎
かわいい駅舎です。営業時間が書いてありますが、それ以外の時間には、駅員さんがいません。切符が買えない時は、乗車証明書が出てくる器械があって、それを取って降車駅で精算すればいいようです。初めて乗り降りしたときは、どちらの駅も駅員さんがいなくて、戸惑ったものです。
無人駅が多いのも内房線の特徴ですかね。
駅には、スベリヒユの仲間、ポーチュラカが、強い日差しを受けてとっても元気に花を開いていました。どの駅にも植えてありましたが、色がとっても鮮やかで人目を引きます。
佐貫町の駅
この駅は、内房ではかなり有名な観光地、「マザー牧場」の最寄の駅ですが、観光客は、フェリーでくるか、自家用車でアクアラインを通ってくるらしく、駅のホームにはそれらしいポスターや表示もありません。結局ここから路線バスは出ているものの、不便なので利用客が数少ないのでしょう。それらしい人の乗り降りは見られません。
田んぼ
停まっていた電車の背後は、一面の田んぼです。
田んぼ独特の匂いがホームを包んでいます。本当に田舎に来たような気になります。
千葉は、「フサコガネ」という早稲の品種を作っていることが多いと聞きましたが、もう田んぼによっては、黄色く色づいて頭をたれているのもありました。八月の下旬から刈り取りが始まりそうです。
三浦半島にも田畑はあるのでしょうが、どうも東京湾を渡ると、とたんに景色も雰囲気もずっと田舎に来たような気持ちになるのは不思議な気がします。
友だちのうちは、この駅で下車なんです。
お迎えの車で、田んぼの真ん中を突き抜けて3分ほど行くと、海のそばへぐっと近づきます。そう、ここは、新舞子海水浴場が目と鼻の先です。有名人の別荘もたくさんあると聞きましたが、本当にのんびりとしたところです。
今回は水着を持ってこなかったので、海水浴もパス。
でも、海の見える居間でランチをいただき、長ーいコーヒータイム。おしゃべり三昧の午後でした。
続く