浜なし

 昨日は、八王子の友だちのうちへ寄ることになっていたので、何かお土産をと思って近くの農園の梨を買いに行きました。

f:id:yporcini:20130903102750j:plain

 去年から通っている、戸塚区の平戸果樹の里の梨園です。

 国道一号線を保土ヶ谷から戸塚方向へ進むと坂下口という信号があるので、そこを右折して細い路地を遡っていくと、ここでは7軒の農家さんが果物の栽培をして、摘み取りや直売をしています。

 梨は、特に有名で「浜なし」と呼ばれ、栽培数が少ないので市場に出ません。自分でも摘み取れるし、完熟状態のものを求められるということで、「浜なし」を求めて電車に乗って買いに来る人もいるそうです。

 8月に一回来て、そのときは「幸水」でしたが、昨日は、「豊水」かなと思って行ったら、「菊水」に変わっていました。

f:id:yporcini:20130903105702j:plain

 「菊水」は、肌を見てもわかるように青なし系です。 この「菊水」は、二十世紀と太白の掛け合わせでできたもので、「幸水」の親木のようです。(ウィキペディアより)

 昨日は、いつもの「三枝木農園」じゃなくて、手前にある「岩崎果樹園」へ行ってみました。

 2キロくらいと注文すると、おじさんが、梨園に入ってもぎ取ってきてくれました。

 袋を開けて付け根の軸をはさみでチョンと短く切って量りにのせます。6こで1300円(キロ600円)、見かけはそんなに大きくないのですが、完熟なので、一個一個が結構ずっしりとしています。

 横浜には、川崎に近い方にも「浜なし」の産地がありますが、都会に近いところなので、こうした直売が成立するということで、農家さんにも消費者にもメリットがありそうです。

 ここでは、ぶどう、かき、みかんの栽培もしています。