22日は、「さよなら原発1000万人アクション」呼びかけ人の鎌田慧さんたちが主催する年末最後の首都圏反原発連合の集会に日比谷野音へ一人で行ってきました。私と同じように年が多いおじさんやおばさんがたくさん参加していました。
13日に「総合資源エネルギー調査会基本政策分科会」は、エネルギー基本計画案を了承し、原発ゼロ目標からの転換姿勢を表明。
年明けにも、原発の再稼動が始まるのではないかといわれています。
原発のことも特定秘密保護法に含めて、これからはいろんなことがもっと表に出てこない、マスコミもますます報道しないことになってしまうのではないかとすごく気になっています。
この集会の後、国会へ移動して抗議集会を持ちました。参加している人たちの数ははっきりと分かりませんが、国会をぐるっと取り巻く以上の大勢の人たちが集まりました。
チェルノヴイリでは、5ミリシーベルト以上は、強制避難。1~5ミリシーベルトの地域については、避難の権利があり、避難者には住宅・職場などの生活支援、医療支援を与える義務があるのだそうです。0,5~1ミリシーベルトの地域でも医療政策があり、わずかだが医療費助成もあるのだとか。
福島の場合は、2012年6月に衆議院の全会一致で成立した原発事故子ども・被災者支援法が成立した後、政府は、支援の基準となる線量を決めず、1年3ヶ月も放置した後、13年10月に骨抜きの基本方針を決めたということです。
今も住み続ける不安と、移住しようにもできない状態に置かれています。
特に、子どもたちの健康は、重大な問題で26人が甲状腺がんと診断され(疑いを持たれる子どもは148人)将来を考えるといたたまれない気持ちになります。この調査は、36万人が対象、通常子どもの甲状腺がんは、100万人に1~2人とされます。
原発の問題を福島の人だけに負わせるのは、過酷過ぎます。
1000万署名は840万人分くらいが集まっているそうですが、もっともっとたくさんの声が上がってくることが必要だと感じました。