大事なお水

 昨日から、老朽化した排水管の取替え工事が始まりました。

 今も、自分のうちだけでなく、上階の家からも

コンクリを破壊する ガーガー、ゴーゴー という音がひっきりなしに聞こえてきます。

 工事の間は、ちょっとした外出はできても

一日出かけるということは避けなくてはなりません。

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 縦管の工事なので、団地の建物の縦10軒の家庭が

水道を出すことも 流すこともできないので、

朝、最低限の水を鍋や薬缶に入れておきます。

 この間は、少ない水を上手に使わないとなりません。(台所だけは、排水管が違うので、排水のみできます。)

 ふだん、水道を蛇口から流しっぱなしで使うことに慣れてしまって、

こんな風に大事に大事に水を使うのは、幼少の頃以来です。

 福岡に住んでいた時、夏場 給水車に水をもらいに行ったり、時間給水で水を貯めて使っていたことを思い出しました。

 福岡の水不足は、結構有名だったような気がします。

 もっと深刻だったのは、インドのチェンナイのアパート(息子が出張で行っていた)に 10日間ばかりいたときです。

 蛇口から いつ水が出て、いつ止まるかわからないのですから、蛇口に大きなバケツを置いて、いつ出てもいいようにして 水を貯めました。

 飲み水は、近くのスーパーで買えましたが、シャワーを浴びる水、顔を洗う水、トイレで使う水、食器を洗う水・・・などにも困りました。

 町の人で、井戸を持たない人たちは、夕方くる給水車を待って、大きなポリエチレンの甕を持って並んでいる光景が目に焼きついています。

 その町のちょっと先のバス停近くの道路にはたくさんの路上生活の人もいました。

 本当にインドは、水が足りなくてたいへんだなと思いました。

 話は戻りますが、

工事期間中、夜は、トイレをまた設置し、お風呂も入れるようにしてくれるのですが、昼間は、外に作ってある簡易トイレへいって用をたします。

 朝は、雪がちらっと舞っていましたが、昼間は太陽も顔を出しました。