横浜案内

 久しぶりのブログアップです。端末機の急な故障から2週間くらいお休みしていました。また、宜しくお願いします。

 

 昨日は、八王子から友だちが来て、横浜を散歩しました。

 まず、クルーズ船に乗ることにしました。

 赤レンガ倉庫に着くと、

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 巨大なビニールピカチュウが二匹。

 みなとみらいは、今「ピカチュウ大量発生中」というイベントをやっている最中。

 まったくピカチュウのことを知らないのに、

こんなのを見ると、おばさんでもなんだか楽しくなります。

 台風が近づいていたので、海はうねりがあるのではと心配していましたが、ピア赤レンガから、ちゃんと出港しました。f:id:yporcini:20140809120153j:plain

 隣の大桟橋に「飛鳥Ⅱ」、桟橋の反対側には、「日本丸」と

2隻の客船が停泊していました。

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 このリザーブドクルーズに乗るのは、今回で三度目。

 同じこと、同じものを見ることになりますが、

天候の具合や、停泊している船や、行き過ぎる船など毎回発見があるので、退屈はしません。

 いつものように、ベイブリッジを超え、大黒ふ頭まで来ると、

大きな自動車専用の運搬船が横付けしていました。

 そこまでは、前回も見ましたが、この日は、「バンカー船」が給油しているところに出くわしました。

 船の横っ腹から給油しています。

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 本牧埠頭では、いつものようにガントリークレーンが大きなコンテナを船に積んでいましたが、

 昨日は、コンテナをたくさん積んだはしけを押している船が見られました。 

 こんな小さな船なのに、びっくりするような力を出しているので驚きました。

 因みにこのような仕事をする船は, 「バージプッシャーボート」という名前がついているようです。

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 8月からサービスが増え、船に乗っている最中、

プロのカメラマンの撮影ポイントアドバイスが3回ほどあります。

 その一つ。

 この赤灯台を、ベイブリッジを背景にして撮るとよいとのこと。

 天気が悪いので、色が冴えませんが、海が青いと赤がもっと映えるはずです。

 ほかに、コースの若干の変更、スマホを持っているとペリー総督とツーショットで写真に納まることができるようなサービスが追加されました。

 このクルーズは、友だちからはとても好評。

 また秋に横浜ツアーガイドをするので、4回目のクルーズの予定が入りそうです。

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 お昼は、中華街へ。

 萬珍楼の ”冷やし中華” を食べに行きました。

 友だちが、先日テレビで見ておいしそうだと思ったのだそうです。

 外観も高級そうで、一人で気軽に入る感じの店ではなかったので、今まで入ったことがありませんでした。

 ここは、単品を食べてもサービス料が10パーセントかかります。

 入ると、壁にも、フロントの椅子にも立派な彫り物が施されています。

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 案内された部屋のまわりには、中国映画「紅夢」に出てくるような赤い提灯が下がり、調度品も飾られ、独特の雰囲気を醸し出しています。

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 部屋の隅に置かれたピアノは、「周ピアノ」と呼ばれるピアノです。

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 帰りがけ、フロント脇に、もう一台の「周ピアノ」があるのに気付きました。

 もちろん、まだ現役で、ディナーの時間には、このピアノの演奏が聴けるそうです。

 横浜の歴史を語る音色をいつか聴いてみたいと思いました。

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 これが ”冷やし中華”です。

 具材には、えび、いか、錦糸卵、チャーシュー、クラゲ、シイタケ、トマト、ルッコラ と ちょっと贅沢。

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 たれは、別に出てきます。

 左が醤油だれ、右がごまだれです。

 まず味見をしました。

 ごまだれは風味があり、とろっとしていて、醤油の方は、酢が効いていて深みのある味でした。

 自分の好みで味の調節をしながらかけて食べるとの説明をしてくれました。

 普通の人は、適当に器にかけて混ぜるのでしょうが、

「混ぜ合わす器がほしいのですが。」

と、頼んだら、すぐに冷たく冷やした器を2つ用意してくれました。

 さすが、サービス料を取るだけのことがあるお店だと思いました。

 たかが冷やし中華、されど冷やし中華です。

 サービスが違うといっそう美味しく感じるものなのです。

 (この冷やし中華は、季節もので、値段は、1700円それに10パーセントプラスです。)

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 この布は、隣に置いた荷物の上にかけられています。

 こういう丁寧なことをしてもらったのは、初めてです。

 ほかにも高級なレストランではされているのかもしれませんが、

このお店の気配りのレベルの高さを感じました。

 本町通を歩いて、桜木町まで行き、新しくできたシァルを見学してから、

夜は、野毛の「にぎわい座」でこの後 落語を楽しみました。

 友だちの誘いにちゃかりと乗っかりました。

 この日の出し物は、「入船亭扇辰」の独演会で「お初徳兵衛」と「井戸の茶わん」という江戸の人情話が2つでしたが、素晴らしいドラマ空間で、あっという間の2時間半でした。

 終わりよければすべてよし。