チェンマイの昼ごはん3

 ジョーク・ソンペット(Jok Sompet Restaurant)

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 チェンマイ滞在最後の日、お寺の境内の古式マッサージを一時間受けて体も癒された後、お昼は、「ジョーク・ソンペット」へ行きました。

 タイのお粥の老舗だそうです。

 メニューの最初のページに、このジョークといわれるお粥、

次のページには、カオトムというお粥が出てきます。

 ジョークというのは、細かく砕いたお米を煮込んだもので、糊状でお米の形が見えません。

 カオトムの方は、お米の粒の形が残ったものだそうですが、私は、お店の名前になっているジョークの方を選びました。

 まず中に入る具を、鶏、豚、海老、魚、野菜など(値段が違います)から一つ選び、さらに卵をトッピングするかどうかを決めます。

 私は、今回は豚を選びました。

 塊がごろっと入っているのかなと思ったら、肉団子状の豚肉でした。

 見ての通り、ビーフンの揚げたものとねぎと生姜の刻んだものがのっています。

 うす味にできているので、テーブルにのっている調味料を使って、自分で味の調整ができます。

 

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 これは、「Saral hor kung」、海老のすり身の海苔巻きといったところでしょうか。

 エビのすり身のおかずが何種類かあってそのうちの一つです。とろっとしたナンプラー味のタレがかかっています。

 スパイシーなものばかりを食べていると、こういうマイルドな食が恋しくなってきます。

 お粥を食べながら、ちょっとほっこりした気分になりました。

 夕飯は、機内食になるので、大食いの私は、もう一つ注文しました。

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 中華まんです。

 肉まんとクリームまんを頼みました。2個が小さな蒸籠に入って運ばれてきました。

 クリームまんは、カスタードというより、黄身のお菓子という感じで新鮮でした。

 しめて82バーツ。

 庶民の食堂ですねえ。

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 腹ごしらえをした後、近くのワット・チェンマンへ寄りました。

 13世紀、メンラーイ王がチェンマイに都を作った時に建てられ、チェンマイでは一番古いお寺だそうです。

 典型的な北タイの建築スタイルを持つ美しいお寺です。

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 象がくるっと囲んでいる仏塔は、ワット・チェディ・ルアンの仏塔のように大きくはありませんが、形がしっかりと残っています。

 王様が住む宮殿として使われた歴史もあるこのお寺、どこか境内に咲くプルメリアの花の香りのような気品漂う感じがしました。