チェンマイ  hoshihana village

 チェンマイ初日は、バンコクからの飛行機が遅れたのもあって、

「hoshihana village」へ着いたのは、午後八時くらいでした。

 ここは、空港からタクシーで30分くらいかかるナーンプレー村にあるので、

文字通り 星(hoshi)がきれいに見え、花(hana)がこぼれるように咲く田舎です。

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 お店も近くにないところなので前もって予約しておいた夜ご飯が

「クレイハウス」の土のテーブルの上に

運ばれていました。

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 ガバオ(タイバジルと豚肉の炒め物、目玉焼き)ご飯付と、タイヤイトマトサラダです。

 ふだん、タイ料理を食べつけないので、あまり辛くはないだろうと思うものを注文したのですが、どちらも美味しくいただけました。

 タイヤイというのが何かというと、タイ北部のタイヤイ族の食べているメニューだということです。

 トマトのサラダといっても、ごまが入ったナンプラーが香る薄味の炒め物でした。

 真っ暗な中、ピンク色のブーゲンビリアが添えてあって、心が和みました。

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 夜明け、

 ピピロン、ピピロン、南国独特の小鳥の声で起こされます。

 そのうち、近くの農家の鶏や犬の鳴き声も聞こえてきます。

 ここは、年中夏ですから、網戸が張ってありますが、

窓は、開けっぱなし。

 木の扉の開け閉めの際に蚊も入ってくるので、ベッドには白い蚊帳が張ってあります。(蚊取り線香も用意されていますので、蚊がいて寝られないということはありません。)

 はるかかなたの記憶が呼びさまされました。

 子どもの頃、部屋全体に張る日本の蚊帳は、緑色や青色のごわごわとした手触りだった気がしますが、この白い蚊帳は、手に優しくガーゼのようでした。

 チェンマイは今頃が一番過ごしやすい時期で、朝晩は涼しく綿毛布のほかに夏掛け布団も用意されるほど気温が下がります。

 まあ、昼間は30度近くになるようですが、乾期でカラッとしています。

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 朝ごはんは、お庭を通ってダイニングで食べることになっています。

 ねむの木の花がふんわり開いていました。

 (続く)