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スンドゥブチゲから始まった一日

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 おとといのことだ。

 ここのところ天気も良いが、朝はすごく寒い。

 そこで、朝からショウガとにんにくとキムチとネギとニラを入れた

スンドゥブチゲを作って体を温めた。

 鍋にごま油とおろしニンニクとショウガとキムチを炒め、香りを出した後日本酒と水を入れ煮立たせる。

 その後、豆腐と長ネギを入れ温め、味噌を溶かし、

最後にニラを入れて出来上がり。

 キムチは、冷蔵庫に長く入れておいたので、少々酸っぱくなっているが、

それはそれで美味しい。

 体がぽかぽかして、汗ばむくらいだ。

 チェンマイで買ってきたスープ皿に入れてみた。

 レンゲの持ち手が気に入っている。

 体が温かくなって、ちょっと勇気もでてきたところで、

前日に失くした手袋の行方の探索。

 前日の夕方横浜へ出るので、電車に乗った。

 ホームに着いた時に手袋がないのに気づいたので、その前のどこかで失くしたことに思い当たった。

 駅へ行く前に、借りた本を返却するために図書館へ寄ったので、

そこへ置き忘れたというのが一番濃厚だと思い、まず図書館に電話をかけてみた。

 ところが、忘れ物、落し物に失くした手袋は届いていないとの残念な返事。

 でも、実際に自分の目で探さないと納得がいかない気がしたので、

図書館まで行くことにした。

 行く道々、意識していなかったけれども、次に手袋を取ったところを思い出した。

 PASMOカードにチャージした時にも手袋を取ったかもしれないことに思い当たったのだ。

 そこで、一番初めに駅の窓口へ行き、

「昨日、青い色の手袋の忘れ物届きませんでしたか?」

と、聞くともう一人の駅員さんに聞いて、引き出しから手袋を出してくれた。

 間違いなく、私の青い手袋。

 見つかった。

 たかが、千円もあれば買える手袋だが、

気に入っていたし、まだ来年も使えそうな手袋で、

見つける努力をしないと許せないという気分だった。

 あきらめないで、見つかったことがすごく嬉しかった。

 ”もったいない” と いう言葉が自然に身についている世代はやっかいだ。

 自分の不注意で失くしたりすると気分が落ち込んでしまう。

 見つかってなんだかとっても嬉しくて、

駅横の弘明寺公園の見晴台まで登ることにした。

 結構な数の階段をのぼるのだが、気持ちが上がっていると、足取りも軽やか。

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 歩くとかさかさ音をたてるクヌギの枯れ葉。

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 上を見ると、雲一つない青い空。

 クヌギの枝が大きく手を広げている。

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 頂上にある見晴台へ上り、西の方を見ると、富士山がババーンと見えた。

 関東の人は、富士山が見えると

 「富士山だ!」

といって、

そんなに珍しくもないのに

それだけでいいことがあるような気になるところがある。

 今日は、見る前にいいことがあったので、

「富士山だ!」

 と、私も心の中で叫んでいた。