カーテンを開けると、ベランダの前の桜の新緑が
目に飛び込んでくるようになりました。
朝は、風が穏やかでしたが、この後大きく木の枝が揺れ、
我が家のガラス窓は、すっとガタガタいいっぱなしでした。
この間尾っぽが長い鳥が来ていることは
遠く離れていても気が付いていましたが、
今朝、割と近くの枝に停まったので、これはチャンスだと思って
写真を何枚か撮りましたが、なんとかみられるのはこれ1枚。
水鳥と違って、地上の小鳥はせわしく移動するので難しいです。
想像していた通り、オナガでした。
「とりぱん」に出てくる作者の家の庭に設置したエサ台に集まってくる小鳥のうち、
メジロ、ヒヨドリ、シジュウカラ、アオゲラ、ツグミは写真が撮れていたので
このオナガとシメだけがまだだったので、今日はラッキーな日です。
オナガは、紺色の帽子をかぶり、グレーにブルーのタキシードを身につけたような
スタイリッシュな配色の鳥です。
突然ですが、今日の昼ごはんです。
上から
*あさり入り蒸し豆腐
*のらぼうなとこまつなの菜花のお浸し
*あさりの味噌汁
*ぶりのカマについてきた尻尾の切り身の照り焼き
*玄米ご飯
この*あさり入り蒸し豆腐は、
「忙しい日でも、おなかは空く。」という
平松洋子さんの料理エッセイの中に出てきたご馳走です。
忙しい時だから、あまり時間とか手間とかをかけず、しかも美味しい料理が
美しい文章と共に紹介されている本です。
木綿豆腐を崩し、醤油、胡麻油、酒を入れたものを器に盛り
そこにあさりを5個くらい忍ばせて、蒸し器で蒸し上げたものです。
最後にごま油とネギ(私のはあさつき)を散らして出します。
豆腐に入れた調味料とあさりから出てくる貝の出汁が溶け合って
これは、想像しただけでも美味しいと思いませんか。
このあさりは、スパーマーケットで買ってきたものですが、
ラベルを見ると、熊本産のものでした。
今日のこの天候は、熊本で被災された方にとって、
不安な上にまた不安を重ねられたのではないかと
なかなか吹き止まない風の音を聞きながら心配をしておりました。
大きな心配は、川内原発のことでした。
何回も言葉だけは発していましたが、
原発だけは、止める気がないのだと思いました。
熊本の人も鹿児島の人も、九州の人は今とっても不安なんだろうなと思います。
なぜなら、今回の地震も誰も予知しないところで起こっているのですから。