五月になりました。
奥多摩で採ってきた野草です。
セリ、野蕗、ヨモギ、山ウド、それにタケノコ。
昨日は、それを使って、いろいろ作っていました。
タケノコと野蕗の煮物
昆布を入れた出し汁にキビ糖とみりん、それに醤油で煮ました。
チャプチェ
セリを見てピーンと来たのが、チャプチェ。
ゴボウ、干しておいたシイタケ
一つ残っていたピーマン(赤いピーマンを使うと彩りよく作れる)、春雨、
ここまでがうちにあった材料で、それに珍しく買ってあった牛肉の細切れ、
山で採ってきたセリが材料です。
ゴボウとセリが香りの主役なので、新鮮なセリが手に入ったら、お薦めです。
天ぷら
左側のは、山ウド、右は見てもわかるタケノコの天ぷらです。
山ウドの茎の太いところはもちろん、葉も香りがあって美味しいです。
蕗とセリの春ちらし
五分搗きのご飯を酢飯にして、出汁で煮ておいた野蕗を刻んだものとシラスを
混ぜ込んで、それにゆでたみじん切りのセリと桜の塩漬け(塩抜きしておく)を
上にのせて出来上がりです。
蕗の歯ごたえとセリの香り、程よい塩味のしらす、それにさくらの彩り、
箸で混ぜながら食べますが、春の野原で遊んでいるような気持ちになりました。
冷凍庫に残っていたすだちをすりおろしてみましたが、香りが立ってよかったです。
ヨモギ団子
ヨモギは、うちの近くにも生えていますが、ワンちゃんたちのお散歩コースなので
ちょっと遠慮してしまいます。
ヨモギは、塩を入れた湯で軽くゆでておいたものをみじん切りにしてから
すり鉢で摺り、そこへ蒸した上新粉を入れて混ぜ込んでから
少しすりこぎでお餅付きをします。
餡も煮ていないので、黄な粉とはちみつをかけて食べました。
アンゼリカ
初めて作ってみました。
下茹でしてあった蕗(200g)を短く切ってから
75gの砂糖と200㏄くらいの水で煮詰めます。
煮詰めたら、一旦オーブン用紙に広げ、乾かします。
*100度のオーブンで1時間くらい入れてみましたが、
乾燥しているときならそのままで乾くと思います。
最後にグラニュー糖でまぶして出来上がり。
昔のバタークリームを使ったデコレーションケーキには、
緑のアンゼリカと赤いチェリーがのっていたものです。
今回は、ケーキにのせるつもりもないので、自然の色で作りましたが、
色を鮮やかにしようと思ったら、食紅を使うといいようです。
口に入れると、砂糖の甘さが際立ちますが、噛んでいると蕗が香ってきます。
おまけ
日の出の農産物直売所でいちごを買いました。
ここで売っている朝取りいちごは、とても美味しいのです。
量が少ないのもあって、すぐに売れてしまうのですが、
この日は早く着いたので、買えました。
珍しく赤くならないいちごが出ていました。
私は、白苺と呼んでいます。
甘い香りはしますが、味がぼうっとしていて酸味、甘味とも今一かなと思いました。
赤い紅ほっぺの方は、香りもよし、甘味と酸味のバランスもよしで、満足しました。