先週の月曜日、体の調整をしてもらった帰りに桜木町で下車して
新しくできたという「Marine&Walk」へ寄ってみました。
今まで、新港埠頭は、海上保安庁の巡視船が主に停泊する港で用事でもない限り
普通の人は入っていけないエリアでした。
そこへちょっとしたショップやレストランができたのです。
桜木町方面から歩いて行くと煉瓦色の建物が見えてきます。
右側にベイブリッジや赤レンガ倉庫が見えます。
二階のテラスから見た新港埠頭。
リゾートにはほど遠い気がしますが、
海が見えるといった点では開放感があるかなと思います。
中庭です。
変な作りで、両側にある建物は独立していて繋がっていません。
左側の建物は、海に面していて、向こうにはインターコンチネンタルホテルが
見えています。
月曜日ということもあり空いていたので、一度食べたいなと思っていた
「パイホリック」(左手のお店)へ行ってみました。
12時半なのに午後2時45分までは、いっぱいだということでした。
この日は、あきらめてタイレストランへ行くことにしました。
「Blue Papaiya」は、海と反対側の建物の二階にあります。
タイ北部のメニューがあるというので、ちょっと懐かしくて行ってみました。
これは、「カオソーイ」。
上の麺は揚げてあるパリパリした麺ですが、
中を探るとやわらかい麺が隠れています。
中には、鶏肉がたくさん入っていました。
色は、赤いので辛いと思いがちですが、辛くありません。
もう一つは、「ネーム」という発酵ソーセージ。
ネームは、発酵した酸味が感じられないし、
カオソーイは、スープに深みがありません。
2年前になりますが、チェンマイで食べた本場物の味が舌に残っていて
正直がっかりしました。
この日は、曇っていたので空も海もどんより、ランチもがっかりで
海のそばへやってきた爽快感を感じられないまま帰ることになりました。
汽車道を通って帰る途中、
何の鳥かはわかりませんでしたが、遠目からでも胸が青いことに気が付きました。
その鳥は、追いかけられているのがわかっているようすで、
どんどん先へ先へと誘導します。
橋の下の土手に下りました。
口に何かをくわえているので、きっと巣作りの材料か、
ヒナに与える餌を運ぶ途中だったのかもしれません。
次の瞬間、さーっと反対方向へ飛んで行ってしまいました。
遠くから撮るので、結局、これ以上の写真は撮れませんでした。
うちへ帰ってから、ハンドブックを取り出して見たところ
この鳥は、「イソヒヨドリ」のオスだとわかりました。
なかなか美しい色の鳥です。
確かに海の近くですが、人通りも多く人工海岸なので
こんな鳥がいるとは思えませんが、やっぱり海があるということだけで
自然が息づいていることを再認識しました。
先ほどまでのちょっとブルーな気持ちを持ち上げてくれた幸せの青い鳥です。
いい気持ちで帰れたのは言うまでもありません。