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ホシハジロ日記 その7

*ご存知ない方へ

 このホシハジロは、去年の暮れに北の国から仲間と一緒に渡ってきたのですが、

左の羽を故障していて仲間が北へ帰る日が来ても、帰ることができずに

それ以来ずっとこの大岡川へ残って生活している鳥なんです。

 見守るしかできないけれども、この川を渡る時には必ず消息を訪ねて

時々記録しているものです。

 ホシハジロのオスなので、私は勝手に「ホシくん」と名前を付けて呼んでいます。

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 昨日のことです。

 午後2時ごろ、図書館に用があったので、大岡川へ行ってみました。

 観音橋から川っぷちを歩いて行くと、

いつもカワセミスポットでカメラを構えている男性がいました。

 「こんにちは。今日は、何がいるんです?」

と、聞くと

 「カワセミだよ。オスとメスが二羽できているんだよ。向こうの木に45分いて、

こっちへ来てから、かれこれ45分かな。」

とのこと。

 この男性は、朝から来て、ずっとシャッターチャンスを狙っているのです。

 私にも時々写真を見せてくれますが、

オスがメスにプロポーズしているところや

魚を狙って飛び込む瞬間など素晴らしい写真がたくさんあります。

 

 「冬見ていたのより何だか小さいですよね。」

と私が言うと、

 「春生まれた子どもだね。」

と、教えてくれました。

 

 よく見ると、これは、下嘴が赤いのでメスの子どものようです。

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 カワセミの子どもにすっかり気を取られていましたが、

ホシくんのことを忘れてはいません。

 今日も引き潮。

 これならいつもの浅瀬にいるんだろうなと弘岡橋を渡ると

すぐにホシくんが流れの真ん中で水浴びをしているところを見つけました。

 昨日は、横浜も33度と結構暑かったので、

ホシくんも思わず水浴びしたくなったのでしょう。

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  気持ちよさそうだね。

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 ところが、そばを見るとカルガモが今日は4羽もやってきていました。

 しばらく姿を見せていなかったカルガモですが、

もしかすると小さめのはこの春生まれた子どもなのかもしれません。

 ホシくん、片方の翼を広げて何だか嬉しそう。

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 ホシくんにも同じカモだとわかるんでしょうか。

 明らかにカメがそばにいる時と、行動が違います。

 一緒に泳いだり、付いて行ったり・・・

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 この仕草は、わが姿を水に映しているようにいるように見えてしまいます。

 水鏡です。

 「なんだか、僕も汚れてきたなあ。

もっと色がはっきりと分かれていたはずなのに。」

 逆光を差し引いても、トレードマークの胸の黒い大きな●が灰色に変容して

体全体が薄汚れた感がぬぐえません。

 ホシくんも羽が抜け替わるのかなと思っているのですが、どうでしょうか。

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 横から光を当ててみましたが、やっぱり黒い羽が灰色に見えるね。

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 6月のトウネズミモチの白い花が実になっています。

 季節は移り変わっていきます。

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 目の前をカワセミが通り、向こうの木の枝にとまりました。

 さっきの子どもでしょうか。

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 カワセミが弘岡橋を渡ってくるのを初めて見ました。

 大きくしてみました。

 この子の下嘴は黒く見えるので、

さっき見たメスではなくおそらくオスだろうと思われます。

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 次の瞬間、川の真ん中の石の上に飛び移りました。

 やっぱりカワセミの羽の色は目を引きますね。

 と思ったら、飛び立って行ってしまい、尻尾だけがフレームに入りました。

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 カワセミを見ていたら、カルガモさんは、浅瀬に上がってお休みしています。

 あれ、ホシくんは?

 ホシくんもあとからついてきました。

 いつものテリトリーに到着です。

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 梅雨のころに比べると、水量が少ないのか、

引き潮にしても浅瀬が広いような気がします。

 今日は、ここで仲間と一緒に夜を迎えられると楽しいね。

 キャンプみたいでさ。

 

 今日は、カワセミの幼鳥というきれいなおまけがつきましたが、

最後にもう一度二羽のカワセミが一緒に飛び去って行くのを

見ることができました。

 幼鳥のせいなのかどうなのかわかりませんが、

あっちへ行ったり、こっちへ行ったり動きが活発です。