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大岡川冬の鳥のトピックス3

 毎度平和そうな大岡川

 でも、たまにはこんなドラマもある。

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 1月15日のことです。

 ここは、去年の秋までは、

羽を痛めていたホシハジロがテリトリーにしていた浅瀬です。

 

 カラスが2羽、カワウが2羽。

 どちらも羽の色は黒だけれど、微妙に違う。

 左のカワウは、なぜか浅瀬のすぐそばにいるものだから、

カラスが後ろからカワウの尾羽をくちばしでつついているところでした。

 

 カラス「お前ら、どこから来たんだかしらないが、ここは、俺らの縄張りだ!」

 カワウ「何をごちゃごちゃ言ってんの。川は、みんなのものじゃ。」

 カラス「よそ者は、早く帰れ、わからないならわからせてやるわ。」

と、いったかどうかはわかりませんが、とにかくしつっこいカラス。

(なんかどこかで同じようなことを人間も言っていたような気がする)

 それに比べて、カワウは、意外とおおらか。

 気になるけれども、すぐにカーッときたりはしない。

 首を後ろへ回して様子をみると、

カラスは、顔色を見て動きを止める。

カワウ「やめればいいんだよ。

   ぼくだって、つつかれれば痛いんだからね。わかった?」

 

 ところが、カラスは、見ていないとまたつつきはじめる。

 右のカワウ(もうやめればいいのに。こいつだって怒らせたら怖いんだから。)

 と、心の中で思いながら見つめているが、加勢して追い払ったりはしない。

 

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 あまりしつっこいので、とうとう左カワウは、首だけでなく

体ごと、カラスの方を向く。

 ところが向いた角度がいい加減。

 カワウ左「どっちがつついていたんだ、ちゃんと謝れよ。」

 カラス左「俺じゃないからね。」

と、わざと視線を外す、

 カラス右「なんだか、僕の方を見てるけど、誤解だよ。」

と、体ごと逃げの体制に入っている。

 カワウ右「俺、知ってるけれど、チクったりするの趣味じゃない。」

と知らんぷり。

 なぜか、遠いところを見つめている。

 

  三者三様って言葉はあるけれど、この子たちの場合は、四者四様。

 本当に、同じ仲間の鳥でも、性格の違いがあるものだ。

 

 カワウは、肉食系で、獰猛そうだけれど、性格はおとなしい。

 それに比べて、カラスは、相手の出方を計っていたずらするところなど、

知能が高いといわれている片鱗を見た気がした。

 

 次は、2月14日の出来事

 大岡川は、いつも平和ではありません。

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 いつもの平和なキンクロハジロホシハジロの行進です。

 ところが、右の護岸付近を泳いでいたキンクロハジロが2羽、

羽を広げていきなり飛んだのです。

 (あっという間で、写真は撮れませんでした。)

 この人たちは、ふつう飛んだりしないで水かきを使って泳いで移動するのに

一体何が起こったのだろうと思っていたところ、

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 このネコちゃんが、川の護岸から飛び出して姿を現したのです。

 少々体が濡れています。

 ようやく、事のいきさつが想像できました。

このネコちゃん、川すれすれまで下りていったのでしょう。

 鳥を狙ったのかどうかは見ていないので、何とも言えませんが、

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 写真を撮ろうとカメラを向けたら、この形相。

 こちらが、びっくりしてしまいました。

 すごく目力のある強そうなネコちゃんでした。

 

 この川にも浅瀬がたくさんあるので、鳥が狙われないとは限らないなんだと

衝撃が走ったのです。

 自然の中には、危険がいっぱいあるのを垣間見た気がしました。

 

 さて、最後です。

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 1月15日

 ホシハジロの羽ばたきです。

 10か月ほどホシハジロのホシくんを追いかけて写真を撮っていましたが、

羽の故障で、片方しか’羽ばたけなかったので、

こうやって両方の羽を広げて羽ばたいているところを見ると、感動すら覚えます。

 ああ、この子は、大丈夫。

 桜の咲くころには、みんなとそろって北へ帰っていくことができるんだ。

 

 今日は、4月5日。

 桜は、昨日、今日の暖かさでかなり開いていると聞きました。

 もう、大岡川に残っているカモはきっといないでしょう。(カルガモを除いて)

 

 これで、トピックスは、終わりですが、

 去年の秋行った宮城県の伊豆沼・内沼からこんな便りが届きました。

 内沼にいたオオハクチョウ1羽にGPSを装着したそうです。

 現在北海道の帯広の近辺の十勝川で休んでいる最中です。

 同じところにもう10日くらいいるようですが、

どんなルートを飛んでどこまで行くのか興味があるところです。

 毎朝、それを見るのが秘かな楽しみです。

 興味がある方は、下記をご覧ください。

 

 

 伊豆沼・内沼で韓国製 GPS を装着されたオオハクチョウ北上中 11 月 17 日に NPO 法人バードリサーチなどど一緒に内沼でオオハクチョウ成鳥 1 羽に韓 国製 GPS を装着し,放鳥しました. その後南下し茨城県大塚池で越冬していましたが,北上を開始して,捕獲地の伊豆沼を 通過して現在盛岡あたりにいます.バードリサーチの HP から移動状況を把握できますの で,よろしければご覧ください. この GPS は携帯電波を利用していますので,圏外に行くとリアルタイムの位置情報は届 きませんが,再度圏内に入るとそれまでの移動を取得できる仕組みになっています. https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1NWN-wRw8NXnFUCsM445Ec0i pkhM&ll=38.207381668237%2C140.81513640000003&z=7