田んぼアート (秋田旅行その1)

 7月7日から4泊5日で秋田の山へ行った時の記録です。

 三陸へ出かけてから10日開けての旅行で、他人からはちょっと動き過ぎの言葉も聞かれましたが、こちらは私が計画したこともあり行かないわけにもいきません。

 今回は1人でなく4人旅です。

 横浜も東京も小雨が降っていましたが、秋田はずっと晴れでした。梅雨の期間にずっと晴れていたので、私のハレ女は、本物だともっぱらの噂です。けれども、二日目の8日に私は山でけがをしてしまい、秋田でも病院通い、こちらへ帰ってからも病院通いと散々な旅でした。未だに顔の頬骨が腫れているので、前回の「蝉も頑張っています。」の言外に私も頑張っているが意識下に含まれていたのだと思います。

 7時半のこまち号に乗り、角館で下車。第3セクター秋田内陸縦貫鉄道に乗り換えます。乗った電車は、一日に1本しかない急行。電車のシートは秋田犬模様、壁には秋田犬の写真が飾られているわずか1両の電車。美しいアテンダントの女性が観光案内をしながら、お土産物も売り歩きます。

 さて、この内陸線もお客さんを呼ばなくてはならないので、窓から見える田んぼに「田んぼアート」というのが作ってあります。具体的にだれが企画して誰が制作にあたるのかはわかりませんが、窓から写真が撮れるように運転手さんは、徐行しながら写真を撮らせてくれます。

 まず、一番初めは

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 令和の文字と富士山が描かれていました。

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 次は、上桧木内の紙風船と秋田犬をデザインしたもの。こに地区では雪も降る2月に願い事や絵を描いた紙風船を上げる行事があるのだそうです。

 

 3枚目は、なまはげと秋田犬です。

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 なまはげは、ご存知の方がいらっしゃるでしょうが、男鹿半島の方の行事です。

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 と、思っていたら本物の秋田犬が飼い主と一緒に電車をずっと目で追っているのに気づきました。秋田犬は、むくむくとした姿が愛くるしいです。飼ったことはありませんが、秋田犬はとても好きです。もちろん手を振りました。

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 4枚目は、三日月と竿燈と秋田犬です。竿燈は、秋田の夏のお祭りですが、秋田犬が背中で竿を支えている格好です。本当にできるかどうかは別として健気です。

 宿泊先の最寄り駅「阿仁前田」までに4つの田んぼアートがありました。

 田んぼアートは初めて見たのですが、稲にも白、茶、こげ茶、きみどり色といろんな種類があることがわかりました。これが7月上旬ですから、今頃どんな絵になっているのか近くなら見に行ってみたいものだと思っています。

 続きはまた。