鯨のレストラン

この映画は、2015年に公開された「ビハインド・ザ・コーヴ」の次作の映画であ る。「ビハインド・ザ・コーヴ」は、「ザ・コーヴ」というアメリカの映画に疑問を抱 いた八木景子監督の反証にあたる映画だ。 「ザ・コーヴ」は、2009年に公開された。和…

信州の旅4 松本市街

松本市街は、学生の頃黒部へ行く途中の扇沢へ氷河の痕跡を残した石を探しに行くた めに来た時と、あと一度は50代に入ってから友人と犀川にやってくる白鳥を見に来た時 に寄ったことがあるだけです。 松本で覚えているのは、松本城だけ。ちゃんと松本の街を歩…

信州の旅3 乗鞍畳平

旅の3日目、本当は朝すぐに松本へ戻る予定でいたのですが、 「せっかく乗鞍山の真下まできているのだから乗鞍へ乗り込もうよ。また来たいと思っ ても願いが叶わないかもしれないよ。若くはないんだから。」 と、その日の朝 私が言い出して乗鞍畳平まで行くこ…

信州の旅2 上高地

翌日は、休暇村前のバス停から9時22分のバスに乗り上高地へ向かいました。ちょ っと雲が多めでしたが、晴れていました。バスは、昨日と同じように沢渡(さわんど) を経由して上高地バスターミナルへ向かいます。上高地へは直接車の乗り入れが出来ま せん…

信州の旅1 上高地

東北の旅から2週間後、9月24日に夏から計画されていた信州の旅をしました。 友人と3人旅です。あとの二人は八王子の人なので、それほどでもないのですが、私 は、横浜から行くので2時間ほど前から遠足気分です。 久しぶりに八王子から歌に歌われた「特…

宮沢賢治のふるさと 花巻市 その2

花巻では、大沢温泉に宿を取りました。 大沢温泉は、宮沢賢治がよく泊まったことがあると言われ、写真も残っています。 前回は、宿が空いていなくてもう少し奥にある鉛温泉の藤三旅館の湯治部に泊りまし た。どちらの宿も今はごちそうが出るデラックスな部屋…

宮沢賢治のふるさと 花巻市 その1

このブログを書く前に前回花巻市を訪れたのはいつだっただろうかと ブログを検索してみたら2019年でした。もう4年も経ってしまったのかと しばらくその時のブログを読んでいました。 10月25日の出発で秋田の紅葉を訪ねた帰りに来ていたことを懐かし…

岩手山麓 網張温泉 その2

翌日の朝、休暇村の職員が希望者をガイドしてくれる恒例のお散歩会がありました。 第一リフトに乗ってそこから網張の森を廻って前日の「網張薬師社」を通り、休暇村 へ帰ってくるほんの30分程度の散歩です。 参加したのは、私のほかにやはりJRの大人の休日ク…

岩手山麓 網張(あみはり)温泉

9月に入ってもなかなか涼しくならないので、どうせなら旅に出ようと 急に思い立って岩手県へ行ってまいりました。 9月の4日から13日までがJR大人の休日クラブの特別割安切符期間だったのです。 去年は、この切符で北海道の旭川とウポポイへ出かけました…

岩手山麓 網張温泉

9月に入ってもなかなか涼しくならないので、どうせなら旅に出ようと 急に思い立って岩手県へ行ってまいりました。 9月の4日から13日までがJR大人の休日クラブの特別割安切符期間だったのです。 去年は、この切符で北海道の旭川とウポポイへ出かけました…

ハマのドン

毎日人に会えば、口をついて出てくる言葉は「暑いですねえ。」。 横浜は、なかなか雨も降らないし、暑さに一休みがない。 7月ごろからうちにいても暑くて体を動かす気力もわかず、 映画館へ飛び込む快感に取りつかれて、週に1回は映画館へ足を運んでいる。 …

気仙沼7 塩釜編

鹽竈神社でボランティアの男性に下へ下る前にぜひ寄ってほしいところがあるので、 ご案内しますと言われていったところがあります。 それは、海商の館「旧亀井邸」です。志波彦神社の脇の坂道を下りていくと、ちょう ど中腹辺りにあります。この館を建てた亀…

気仙沼6 塩釜編

旅の最終日、朝から晴れました。追分温泉の女将さんが玄関の前で写真を撮ってくだ さいました。頼んでおいたタクシーがちょうど来たところです。 ここから塩釜へ行くには二通りの方法があることがわかりました。 一つは、気仙沼線と石巻線が分かれる前谷地と…

気仙沼5 気仙沼、南三陸、石巻

3日目は、予報通り朝から雨が降るあいにくの天気でした。 ということで、この日は、BRTに乗り気仙沼市の震災遺構を見学、そこからさらに南三 陸、そして宿泊は、石巻市の追分温泉という行程でした。 かなり強い降りでしたので、駅からはタクシーで震災遺構・…

気仙沼4 大島編 

この日は木曜日、薄曇りで時折日が差す天気でした。 みちびき地蔵を後にして、そのまま南端にある龍舞崎を目指して歩いて行きます。 振り返ると、昨晩宿からマイクロバスで登った「亀山」が見えました。大島で一番高 い山です。この辺りから道が上りとなって…

気仙沼その3 大島編 

二日目の天気もまあまあ。 朝7時15分フロント集合で周辺の朝の散歩に参加しました。 休暇村から階段を下って田中浜という浜辺へ降りていきます。 風もなく穏やかな浜辺です。私はテレビを見ないのでわかりませんが、一昨年NHKの 朝ドラ「おかえりモネ」の…

気仙沼その2 大島編

気仙沼4回目で初めて気仙沼大島へ渡りました。 以前は、目の前に見えるのに連絡船で渡るしか方法がなかった大島ですが、 今では2019年に完成した「気仙沼大橋(鶴亀大橋)」があるので、車で行くことが できます。 なんで鶴亀大橋という別名が付いたのか…

気仙沼へ惹かれて4回目の旅

6月7日から10日にかけて3泊4日で旅行しました。 今回は、一人旅ではなく絵の教室の仲間の4人旅です。 計画は私。 どうせならと行ったことがないと言っているお仲間に ぜひ被災地へ行ってその後の様子を見てもらいたいと思って企画しました。 いつもの…

スリランカの旅 その16 (コロンボ)

旅行最終日、コロンボ。 コロンボのロータスタワー バスの中から撮ったので、ぼやっとしていますが、スリランカの国の花スイレンを デザインしたものなので、一目でスリランカらしいなと思います。中国から資金を調達 し、2012年から建築が始まり2019年にで…

スリランカの旅 その15 (アーユルヴェーダ体験)

前日に泊った「Hotel Tree of life」は、キャンディの郊外の山の中にあるホテルです。 スリランカへ来たからには、アーユルヴェーダがどんなものか知りたいし、一度施術を 受けたいと思う女性が多いので、女性の多いツアーにはアーユルヴェーダ体験がたいて …

スリランカの旅 その14 (ピンナラワのゾウの孤児園)

旅の7日目、キャンディからコロンボへ行く途中、「ピンナラワのゾウの孤児園」を 訪ねました。 ここにはジャングルで親とはぐれた子どものゾウや、失明したゾウなど90頭ばかり が保護されています。目の前には10数頭のゾウがいましたが、特に檻があって…

スリランカの旅 その13 (キャンディ)

旅行6日目は、スリランカ文化三角地帯にある大きな都市「キャンディ」を訪ねまし た。シンハラ王朝は、アヌラーダブラで成立した後、インドから攻められボロンナルワ へと王朝を移し、さらにこのキャンディへ移りました。ポルトガル、オランダ、さらに イギ…

スリランカの旅 その12 (ギラガマ紅茶工場見学)

スパイスガーデンからキャンディへ向かう途中、紅茶畑にぜひ行きたいという人のた めに急遽計画されました。高度が1800mくらいのところにヌワラエリヤという紅茶 の産地があるのですが、そこに行くにはこのツアーでは時間的に無理だったらしく、キ ャン…

スリランカの旅 その11 (スパイスガーデン)

ダンブッラからキャンディへ向かう途中、スパイスガーデンへ寄りました。 マンタレーというところにあります。街道沿いにはたくさんのスパイスガーデンがあ り、ガーデンの入口にはナンバーがついた看板が出ています。私たちが立ち寄ったの は、No99。このガ…

スリランカの旅 その10 (パームガーデンホテル)

アヌラーダブラの仏教遺跡見学の長い一日が終わり、市内の「パームガーデンホテ ル」へ向かいました。 門を抜けて玄関まではお屋敷のような長いアプローチがあって、着いたところは、石 の柱が並んだ神殿のようなところです。アヌラーダブラの遺跡巡りを想わ…

スリランカの旅 その9 (アヌラーダブラ)

ランチを済ませて、午後訪ねたのは、「イスルムニヤ精舎」。 「精舎」と聞けば、知っているのは平家物語の冒頭にある「祇園精舎」。 ヴィハールというのはシンハリ語では寺という意味ですが、精舎と日本語に訳してい るということは違いがあるのかと調べてみ…

スリランカの旅 その8 (アヌラーダブラ)

アヌラーダブラは、2500年以上前に最古の都があった所。 灌漑施設や上下水道を造るなど高度な文明を持っていた王朝だったそうです。インド から入ってきた仏教は、ここから始まりスリランカ全土へと拡がっていったということ です。この日も熱心な仏教信…

スリランカの旅 その7 (ダンブッラ石窟寺院)

ボロンナルワを見学した後、午後はダンブッラの石窟寺院を訪ねました。 気温は高いし、疲れがたまってきているのでだんだん意欲が低下してきて見たものが 何であるかわからないものがたくさんありました。 180mくらいある山の頂上近くの天然の洞窟には極…

スリランカの旅 その6 (ポロンナルワ ガルヴィハーラ)

前回のランカティラカの北側にある「ガル・ヴィハーラ」 ここには12世紀に作られたという大きな花崗岩を彫り取って作った仏様が4体あり ます。 座像が2体、立像が1体、涅槃像が1体です。もとは金箔におおわれていたと いう話もありますが、今は白い花…

スリランカの旅 その5 (ポロンナルワ遺跡)

旅行前にスリランカの歴史の概略でも勉強しておけばよかったのに、王朝の名前を言 われても説明を聞いても全く覚えられませんでした。 このポロンナルワという場所は、10世紀から12世紀にかけてシンハラ王朝の首都 があったところです。 この国を治めて…