天井の高いカフェ

   CAFE de la PRESSE(新聞記者のカフェ)

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  すてきなカフェを見つけました。実は、Lunchan Avenueの2階にあるカフェなんです。2階も同じお店だと思っていたところ、2階は違うカフェだということが分かり、入ってみました。

 大きなやしの木をイメージするような柱がどんと部屋の真ん中に立っており、天井がとっても高いです。窓には、臙脂のベルベットの飾りカーテン、天井には、シャンデリアが輝き、ファンがゆったりとまわっています。テーブルの間も広く取ってありますし、クラシックのピアノ曲が流れて、この部屋だけはとっても優雅な時間が流れています。まるで、ウィーンのカフェのような贅沢な雰囲気を持っています。1階のように、目立たないせいか、知る人ぞ知るという場所なのか、静かな時間が過ごせます。 因みに私は、「記者たちのカフェ」というコーヒーを注文しました。

「記者たちのカフェ」

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 このビルの中には、かつて新聞社があったとのことですが、(今もすぐ近くには、朝日新聞の横浜支社があります。)新聞記者が、記事を書くのにこのカフェを使ったのかもしれません。

 このコーヒーは、一つのピッチャーにダブルエスプレッソが入り、もう一つには、スチームミルクが入っています。コーヒーカップに自分でこの二つをサーブして飲みます。エスプレッソの薫り高い苦めのコーヒーを先に入れて、後からミルクを加えて飲むようにウエイトレスの女性に教えてもらいました。きめ細かい泡がちゃんと上の方にくるようになっていました。

 その他に「裁判官のカフェ」「弁護士のカフェ」と名づけられたメニューがありました。裁判官の方は、ブレンドコーヒー+オレンジリキュール、弁護士の方は、ブレンドコーヒー+エッグリキュールと書いてありました。通りの反対側には裁判所や弁護士会館がありますから、裁判官も弁護士も一息入れによく来るのかもしれません。

 それにしても、名前がとてもユニーク。しかも記者は、なぜスチームミルクで、裁判官は、なぜオレンジリキュールで、弁護士は、なぜエッグリキュールなのでしょうか。ぜひ、聞いてみたいものです。