昨日は、かつての同僚たちと、「たまには東京見物もいいんじゃない！」ということで、東京駅からはとバスに乗って一日ツアーに行って来ました。
朝、９時２０分発のバスでしたが、発着場所には人がごった返し、何せ５分～１０分おきにバスが出発していくので、びっくりでした。そんなにバスでの都内めぐりが流行っているとは知りませんでした。
まず、駒込の旧古河庭園。昨夜からの霧にぬれてしっとりとした秋のバラがきらきら光り、日本庭園のハゼの赤い紅葉が池の水に映りこんでいました。（池の水は濁っていましたが）
次は、文京区音羽の鳩山会館（旧鳩山邸）。ここは、初めてでしたが、やはり庭のバラが丁寧に管理されていて、古河庭園よりも一段と見事に咲き誇っていました。室内も整備されて、以前寝室だった６つの部屋を広い広間に変えた部屋がありましたが、一郎氏の書簡やデスマスクのある書斎の部屋、奥様の箪笥や鏡台などがしつらえられた畳のへやなど、その時代をしのばせるような部屋が残してありました。
鳩山邸のトレードマークの鳩をデザインしたものなどあちらこちらに施してあったステンドグラスが印象的なお屋敷でした。周りを高いコンクリートの建物に囲まれているにもかかわらず、大きな株の木々がたくさん植えられているので、小鳥が梢を飛び交っているちょっとした都会のオアシスのようでした。
鳩山会館（旧鳩山邸）
お昼は、赤坂見附のホテルオオタニの１７階展望レストラン「ザ・スカイ」でビュフェスタイルのランチでした。ここも初めてでしたが、座席部分が、５０分で一周まわるので、席にしばらく座っていると、食べたいものが目の前にやってくる便利なブッフェです。寿司は、種類は少ないけれども、自分で注文して握ってもらい、天ぷらや鉄板焼きも同じように目の前で焼いたり、揚げたりしてくれるのを待って受け取ります。あとは、すでに出来上がっているものをそれぞれチョイスしてとっていくのですが、サラダもスープもデザートも種類がそろっていて、この手のブッフェとしてはとても内容が充実していました。
雨の翌日で遠くまできれいに見渡せ、迎賓館などほんのり紅葉し始めた都心を眺めることもできました。
最後は、「東京スカイツリー」。ここは、いまだに予約を入れていないと行った時間に展望台に上がれるはずもなく、下のそらまちタウンというところで、時間を使いました。平日なのに、結構人が入っていてお茶を飲むところもいっぱいで列を作ったりしていました。
一応、ツリーの真下まで行って写真を撮ったので、行ったよというアリバイができたという感じでしょうか。因みに、今日は展望台に上がりたい人は、２時間待ちでした。
都内見学の老舗、さすがはとバスです。ガイドさんの説明は詳しく、東京の街を改めて知ったことも多く、ためになるツアーでした。
