昨日の続きです。
踏み切りを渡って、東逗子駅を挟んで反対側の山の方へ向かって歩いて行きます。
この日は、神武寺も、二子山も地図も案内書も持ち合わせず行きましが、駅に掲示板があり、それを見て迷うことなく歩けました。さらに、曲がり角には、案内表示もついていました。お手軽なハイキングコースというわけです。
二子山の標高は、200mくらいでたいした高さではないのに、結構だらだらと上ったり、下りたりします。
途中、マムシに注意の表示の上に、スズメバチに注意の表示が重ねて貼ってありました。昨日は、じっとしていると風が冷たかったので、ハチも飛んでいませんでしたが、これから暖かくなると気をつけて、白っぽい帽子と上着を用意しないといけないなと思いました。
誰も歩いていない道は、そういう表示を見ると不安が募るものです。反対側から散歩の人一人、犬を連れた人一人に会っただけでした。
こんなとき、途中の道で出会った植物を見ているととても癒されたます。うちの近所では見られない珍しい草花も見られて大満足でした。
ウラシマソウ
テンナンショウの仲間で、似たような姿のマムシグサというのがありますが、よく見ると、これは、ホウの先に紐のようなものがのびています。これを浦島太郎の釣り糸になぞらえたのか、そんな名前になっています。必ず覆い隠すように葉が上にのびているので、注意して見ないと通り過ぎてしまいそうです。今が盛りで通り道に何本も姿を見ました。
ナツトウダイ
実は、この草の名前は、知りませんでした。うちへ帰って図鑑を調べて多分そうだろうと思いましたが、自信はありません。
ミヤマネコノメソウ
ネコノメソウの仲間だとは思いましたが、これも自信はありません。姿形は似ているといえども、深山といわれるようなところではないからです。
帰りの下りの沢沿いの道で見つけました。これは、自信あります。今は、1輪しか咲いていませんが、よく見ると茎の元のところに小さなつぼみが用意されています。もう少ししたら、二輪そろって咲く姿を見られるのだと思います。
このほかにも、ぼけた写真しか撮れなかったので、アップできませんでしたが、ヤマネコノメソウ、ホウチャクソウなども見られました。
二子山からの眺望
頂上には、ちょっとした展望台もあって浦賀水道を行き交う船も見える眺めのいいところですが、春は霞がかかっているのでぼやっとした感じなります。(午後になって曇ってきたので特にですが。)
この辺りのハイキングは、春は、山桜が多く、山の色が何ともいえないし、海が望めるというところが大きなメリットです。
帰りは、曇って薄暗くなった森戸川の源流域の沢伝いに下りていきました。誰もいないし、道は沢で切れて水の中を歩くところもあり、倒木が多くてちょっと怖い感じがしましたが、70分くらいで下山できました。
ちょうど下りてきたところは、横浜横須賀道路から続く逗葉新道へ出てくる道で、去年新しくここに店を出した葉山プリンの「マーロウ」があったので、北海道クリームプリンを食べて帰りました。
店の人も言っていましたが、せっかく消費したカロリーを軽くオーバーするようなこってりした大きなプリンです。最後は、花より団子でした。
マーロウのクリームプリン