昨日は、久しぶりに子ども植物園に行ってきました。
バラ園のバラがいい時期を迎え、たくさんのお客さんが見えていました。
人があまりいない花木の多い方へ行くと、先日近所で見たウツギの仲間が咲いていました。
サラサウツギ
これは、やはりユキノシタ科の仲間のウツギで、八重のウツギです。花の裏側にピンクが入っているので、まるでバレリーナのチュチュを想わせる華やかな雰囲気をもっています。
もう一つ、この花に名前も姿も似ているサクラウツギというのがあるのですが、ぜひ見てみたいものだと思っています。
ツクバネウツギ
実は、これは咲いた後のガク片です。
花は、すでに終わっていましたが、白い花で、スイカズラ科の方の筒状花のウツギの仲間です。
花がないのに、どうして載せたのかというと、名前の由来がこのガク片の形から来たものだからです。5枚のガクが、お正月の羽根つきの羽根の形に似ているからだそうです。
このほかに、ハコネウツギと一体どこが違うのかと素人目にはよくわからないニシキウツギ(二色ウツギ、錦ウツギ)というのが咲いていました。
ニシキウツギ
名前の由来は、花の色が白と紅の二色というところと、いろいろな色が入っているというところからきているのだと思いますが、それでは、ハコネウツギも同じだなと、考えてしまいます。
太平洋側の山の方に多いのがこのニシキウツギで、海辺地域の方に多いのがハコネウツギだということですが、じゃあ、タニウツギは?・・・・と次々疑問が湧いてきました。
この三つの種類は、雑種もあるとかで、なかなか見分けるのが難しい花のようです。
花屋さんに並んでいるのは、花が大きい梅花ウツギ。
ウツギにこだわってしまいましたが、園芸種を除くとこの時期の主役かもしれない花です。