東京湾フェリーで富津へ その3

 夜は、佐貫町の隣の駅「上総湊」の湊川で、灯篭流しがありました。

 町が違うのですが、この町の知り合いから、キットをいただいたのだそうで、夕方あわてて灯篭キットを組み立て、障子紙にパスでお願い事を書いたり、絵を描いたりして仕上げました。

 テニスをやっている人なので、「テニスがうまくなりますように。」 と、書いてテニスのラケットの絵を描きました。空いているところに絵を描くように頼まれたので、私も花の絵を描いて参加しました。へたっぴーですが、にぎやかになったといわれてよかったです。

 ピンボケですみません。右側が、その灯篭です。

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  灯篭流しは、午後7時から始まりました。先に、この町の住人、といっても、ほとんどが子ども会関係で、それが終わったあたりで近隣の町の順番になりました。

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 川の両岸には、ちょうちんが飾られ、川面に色を添えていました。

 空には、半月に近い月がぼーっと出て、対岸から御詠歌が聞こえます。

 町のご婦人たちが歌う御詠歌は、亡くなった方の霊を鎮め,西方浄土へ送るための灯篭流しにぴったりだと思いました。

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 この後、花火が上がる予定でしたが、私は木更津からのバスに間に合うように電車に乗らなくてはならず、帰りました。ちょっと残念でしたが、思いがけず素朴な灯篭流しに参加できてよかったです。