お土産を買うには、まだ間があるようだったので、これまた予期していなかった「青森十市大祭典」がこの日から始まると聞いた市庁舎広場へ行ってみました。
これは、観光のために企画されたイベントなのでしょうが、弘前とか、五所川原とか、黒石とか十和田とか青森県の各都市から山車、郷土芸能、それに郷土のうまいものが集まったものです。
夕刻から始まるパレードのために大きなテントの中で組み立て作業がおこなわれていました。
青森ねぷた
青森のねぷたは、立体的にかたどられているところが特徴です。なかなか迫力があります。
弘前ねぷた
扇の形に武者絵が描かれ、青森ねぷたに比べると小さいです。
五所川原のものは、背丈が高く青森のねぷたとはまた違った力が迫ってきます。
黒石のこけし灯篭
灯篭ですから灯りが燈るとほのぼのするのではないでしょうか。
私が実際のお祭りを見たのは、青森ねぷたしかありません。
灯りの燈ったねぶたは、勇壮で、そのときの太鼓のリズムとはねこたちの踊りは、今もこころに残っています。
青森には、ほかにもこんなにたくさんの勇壮なお祭りがあることを知り驚きました。今回は、夜を待っていられないのがとても残念でした。
最後は、八食センターでお土産調達。新幹線の駅から100円バスが出ています。
八食センターには、海のもの、乾物、お菓子などの卸売りのお店が並び、回転寿司や、八戸ラーメンなどを食べられる食堂もあります。
魚やさんの前に、「さわってみて!」という張り紙の置いてある大きな魚が横たわっていました。
これが「まんぼう」です。
触ってみたら、皮はとっても固くてごわごわしていました。
お土産は、いかの一夜干し、三陸産の紫ウニの瓶詰め、いちご煮(ウニとあわびが入った吸い物) 八戸の銘菓「八幡鶴の子まんじゅう」、チーズといかのおつまみ「なかよし」。
最後に、ここの回転寿司がとても美味しいと聞いていたので、食べようと思いましたが、帰りの最終バスに間に合わないと困るので、そこで「焼き鯖寿司」を買い、新幹線で食べながら帰途につきました。
東北旅行では、いろんなところで地元の人に親切にしてもらいました。
昨年の旅行でも 「どこからきたの?」と聞かれることが多かったです。
「東京からきました。」と答えると、
「遠くからきてもらってありがとう。」と 手を合わせるようにしてお礼を言われることがありましたが、今年もバスに乗り合わせた女性からやはり同じことを言われました。
被災をした人たちは、助け合わなくては生きていけないということを身を持って体験しているので、他人を思いやる気持ちが自然と身についているのではないかと改めて思いました。
旅の楽しみはいろいろありますが、人とのかかわりがあった旅が一番心に残ることを感じています。
これで、旅行のブログは終わりです。