今日は、横浜駅の近くへ用事で出かけたので、ついでにみなとみらい地区にあるshort Firmの映画館へ行ってみた。
その映画館は、ブリリアという名前の30階建てのマンションの2階にある。
「Brillia SHORTSHORTS THEATER」 というのが正式な名前。
近未来的な街にある映画館なので、いつもの下町にある「Jack&Betty」とは違って、横文字が似合う映画館だった。
赤と黒で統一されたような内装、カフェも併設されておしゃれな感じだ。ショートフィルム専門の映画館は、ここが日本で初めてだそうだ。
ショートフィルムというのは、25分未満のものを指すとのこと。それを何本か集めてテーマ毎に上映する。
今日は、10月4日が「世界動物の日」だということで、動物をキーに集めた作品と 「横浜音祭り」というイベントにタイアップした「音」をキーに集めた作品の上映。
私は、動物の方を観た。
「アニマル ショートフィルム プログラム」
1 「リトル・スーサイド」(チェコの作品)10:30
人間から疎まれ、嫌われているゴキブリが自殺をしようと思って試みる話。
ゴキブリとチョウだけが作られたもので、あとは実写で構成されている。
2 「エレファンティアシス」 (オーストラリアの作品)12:00
メレディスは、象が好きだと思われているので、贈り物といえば象のアイテムばかり。
今や部屋のどこを見ても象だらけ。
実は、メレディスは、象が嫌いなのだ。
3 「サイ」(アイルランドの作品)14:00
公園のベンチで本を読んでいたアイルランド人の男性とそこへ恋人と喧嘩をしたドイツ人
の女性が現れる。英語とドイツ語で会話が成立しない。
それでも二人には言葉はいらなかった。
4 「ゾウ」(スペインの作品)9:00
仕事にもうんざり、友だちも好きではない。家族は、ぜんぜん相手にしてくれない。
頭痛を訴え、病院へ行くと
「あなたは、ゾウになる病気だ。」との診断。やがて医者の行った通りゾウになっていく。
5 「トリとハリネズミ」 (ドイツの作品)9:00
空を飛べない鳥と、とげが変なハリネズミの友情物語でアニメーション。
合わせて、約60分。
短いが一つ一つの作品の密度が濃い。いろんな作品に出会える楽しみがある。
一方短編に慣れていないせいか、何となくもう少し浸っていたいという欲求も感じる。
ともあれ、こういう映像世界があるのだという新発見の日となった。
映画館を出ると、日差しがまぶしく気温も上がって蒸し暑くなっていた。
そのまま横浜駅の東口へ向かう途中、日産グローバル本社を通っていく。
ショールームでは、韓国で行われていたカーレースの模様を大きなスクリーンに映し出すイ ベントを開催中で、大勢の人が画面に釘付けだった。
私は、チョイ・モビ というロゴの入った小さな車が気になって、写真を撮って乗ってみた。
縦に二人が重なるように乗るのだが、後ろはやはり狭い。
ドアは、上に跳ね上げるようにして開けるので、横に場所をとらない。
ただ、窓がないので、雨が入ってくるような日には、乗れないような気がする。
もちろん、エコカーなので電気自動車。
1回の充電で200キロくらい走り、それで200円くらいの電気代だそうなので、やはりその辺りを車で買い物に出かけるくらいなら十分だという話である。
まだ、一般には発売されていない車だが、10月11日から、横浜市とタイアップして、この車をカーシェアリングできるようにして先行投入する予定だそうだ。
そのうち乗ってみようかなと思って要綱を見たら、まず説明会に出席すること、そこで免許カードをもらうこと、これは、OK.。
あと、実際に、貸し借りの時にスマホでやり取りしなくてはならないことが分かり、ここであえなくアウト。私は携帯しか持っていない。残念!