昨日の午後の散歩で、久しぶりに子ども植物園へ行ってみた。
歩く道々、金木犀が香ってくる。
金木犀というのは、花がない時は、目立たずにたたずむ木だが、
この季節、どこからともなく香ってくると、ふだん目立たないがゆえに、どこだどこだときょろきょろと探し出す。
嗅覚に訴える花は、深く記憶に残る。
金木犀は、香りゆえに珍重される王様かもしれない。
この金木犀は、横浜子ども植物園の大木。
今年の金木犀は、たぶんどこのものも花付きがいいのではないだろうか。
もちろん、香りもすばらしい。
と、いい気分で眺めていた目に飛び込んできた張り紙。
「柿、販売しています。」
もちろん、花より団子。
頭の切り替えは早い。
すぐに事務室へ行って、3こ200円の柿を買う。
そこで買った柿。
名前は、「幸田御所」(こうだごしょ)
何やら、由緒正しい出の柿のよう。
(調べましたら、大和の御所柿から始まった仲間のようです。御所柿は、今では、生産が少ないとのことですが、各地にあるようです。「幸田御所」は、愛知県が産地とのこと)
隣のボールには、「蓆田御所」(むしろだごしょ)」と読めない漢字の柿が入っていた。どちらも甘柿だそうである。
植物園の中にある果樹園産。
いろんな種類の柿がしばらく販売されるようなので、時々覗かなくては!