横浜ジャズプロムナード

 今年もジャズプロムナードの季節がやってきました。

 昨日からやっているのですが、連日では疲れてしまうので、今日だけにしました。

 日本で最大規模のジャズのお祭りです。プロ・アマ合わせて約3000名が出演し、およそ400名の市民ボランティアが運営に参加します。

 朝から青空で、湿気もなく気持ちのよい日でよかったと思いました。

 たくさんのプログラムがある中で、私は、今まで知らなかったグループやジャンルのものを聞こうと思って、11:30をめざしてNHK横浜放送局の1階に行きました。

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 1回目は、中村善郎(g・v)”COOL BOSSA"のステージ

 お名前は知っていましたが、初めて聴きました。静かに語りかけるようなボサノバです。

 2回目は、五十嵐はるみ(v) リトルギャングのステージ

 五十嵐さんは、FM放送のパーソナリティーをやっているので、ラジオで聞いたことがありましたが、初めて聴きました。スタンダードジャズが主でしたが、日本の曲をジャズにアレンジしたものも聴かせてくれました。キュートな女性でした。

 3回目は、Flamenco × Jazz  Special Unit のステージ

 全部は、聴けませんでしたが、ユニットの中心になっている池田聡さんは、ボーダーレスを望むベーシストだそうです。基本は、フラメンコの音楽ですが、ギター、バイオリン、パーカッション、ボーカル、それにダンスまで登場するコラボレーションで 今まで見たことがない世界を作っていました。

 そこから、今度は赤レンガ倉庫1号館に移動。

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 4回目は、BROAD6 のステージ

 このグループは、男性6人によるアカペラで独特の世界を表現します。私は知りませんでしたが、熱心な30代くらいの女性が大はしゃぎで盛り上げてたのにはびっくり。

 声だけで、メロディーもリズムもハーモニーもこなしてしまうのですから、30代女性でなくとも熱くなります。

 もうこのステージが終わると、4時半を過ぎてあたりは昨日と同じような夕焼けの時間になりました。

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  運河パークで、野外のステージ最後の演奏をやっていました。アマチュアのサックスのみのバンドでした。アマのグループの多さにも驚かされます。

次は、野毛にあるジャズクラブ「DOLPHY」をめざして歩きました。

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  野毛を歩いていると、渡辺貞夫だとか、秋吉敏子だとか日本のジャズの重鎮と言われるような人の写真が飾ってある有名なジャズ喫茶「CHIGUSA」に出くわしました。

 一度は店を閉めたはずの「CHIGUSA」を何とか復活させようと、ジャズクラブでは、よくチャリティが行われていました。店はせまいので、窓を開け放して外からも聴けるようにしていました。

 5回目は、グレース・マーヤ(v)トリオのステージ

 ここのところご無沙汰していましたが、よく聴きにいくご贔屓さんです。英語がぺらぺらですから、違和感なく言葉をリズムに乗せることができる楽しいボーカリストです。

 終わったら、午後十時過ぎていて、びっくり。

 一日ジャズのリズムに酔いしれ、心地よい一日となりました。