りんごの話。
突然ですが、「みかんとりんごと どっちが好き?」 と聞かれたら、私は、迷わず
「りんご。」と答えます。
一つ目の理由は、皮を剥いて、一口サイズに切ってしまえば、あとは爪楊枝かフォークでモクモクと食べられるからです。
みかんの方は、剥いて一つずつあの白い筋を取り除くために手にべたべたとくっつくのがいやだったのでしょう。だったと過去形を使うのは、今は、あの白い筋は食べたほうがいいということを学習したので、いちいち取らずに食べられるようになったからそうでもなくなったのですが・・・
というわけで、理由の一つ目は、単にものぐさであるということからのものです。
二つ目は、風邪を引いて熱を出したり、胃を壊したりして食欲がないときに唯一食べられるのがりんごだからです。甘いだけでなく酸味があるところが爽やかだからでしょう。
みかんも食べるのですが、今年は、特にりんごの種類に目覚めて、食べてない種類に出くわすと手に入れて試食をします。
真ん中の黄色い種類の左のは、「とき」 右のは、「きおう」
上の紅いのは、「秋映え」 下のは、「紅玉」
旅行先の岩手で、「きおう」 に出会ってから、特に黄色いりんごに関心を持ちました。
「きおう」も「とき」も、りんごの袋を開けると、いい香りが辺りに広がります。ほんとうに香りだけ嗅ぐだけでも幸せになります。
「秋映え」も負けてはいませんが、黄色のりんごほどではなかったです。それにしても、早生のりんごは、どれも香りがいいのが特徴。食感もシャリ感があって私の好みです。
「紅玉」は、酸味が強く甘味が少し負けるので、その特徴を生かして私は、もっぱらアップルパイのフィリングにするために買います。アップルパイは、紅玉でなければなぜか美味しくありません。ほかには、朝の生ジュースに入れるのにもいいです。
パイは、だいたい冷凍パイを買ってきて手軽に食べてしまいますが、アップルパイは大好物です。
来週は、黄色の王様 「シナノゴールド」が届く予定なので、楽しみです。