レンコン料理3品

 先日出かけた宮城県の伊豆沼は、全面を蓮が覆っていました。

 ここへ飛来したハクチョウは、まわりの田んぼへ行って落穂を食べるのですが、

沼に生えているレンコンも好物でよく食べていることを知りました。

 

 今までも、お正月も近くなると

筑前煮だとか、酢ばすだとかにしてレンコンを食べてはいましたが、

ニンジンやゴボウのように日常的に始終食べることがありませんでした。

 

 単純な私は、このところハクチョウのパワーをいただこうと、

レンコンを毎週買って、いろんな方法で試し食いをしていました。

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 1番目は、焼きレンコンの塩昆布まぶし

 フライパンに油を引いて、レンコンを両面焼き目が付くくらい焼いて、

塩昆布をまぶし、一味唐辛子を振りかけるだけでできます。

 簡単ですが、ホクホクした食感がよく、

塩昆布からにじみ出た塩味と旨みだけの味付けですが、なかなか美味しいです。

 

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 2番目は、蒸し豚レンコン

 豚肉を日本酒と塩で下地をつけておきます。

 一口大に乱切りにしたレンコンをごま油を引いたフライパンで焼き、

 レンコンが焼けたところで、豚の細切れを上にのせ、

日本酒をふってふたをして蒸しあげます。

 最後に作っておいた酢醤油をかけ、さら青ネギの小口切りと白ごまをふりかけ

できあがりです。

 酢醤油が蒸し物によく合っていて、これも時間がかからないわりに美味しいです。

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 3番目は、すりおろしレンコンスープ

 レシピを見た時に、これはきっと美味しいだろうと楽しみにしていたスープです。

 昨日、材料に使う無農薬の春菊をもらえたので、作ってみました。

 鍋にサクラエビを小さじ1杯くらい入れ、香りが出てきたら

鶏ガラスープを人数分とすりおろしたレンコンを入れて煮ます。

 (*鶏ガラスープは、粉末のものを使いました。)

 さらにみじん切りにした春菊を入れ、軽く火を通して、塩と醤油で味を調えます。

 上にのっているのは、素揚げレンコンとニンジンです。

 あればなおいいと思いますが、なくても大丈夫です。

 

 このスープは、すごく体が温まります。

 今日は、気温が高いので汗をかいてしまいました。

 すりおろしたレンコンのこっくりとした舌触り、

エビと春菊の香ばしさもほんのり香り、とても気にりました。

 

 レンコンは、少々値段が張りますが、その分風邪に負けない体をつくるのに

役立つだろうと、秘かに期待している食材です。

 次回は、鶏ガラでスープを取って本物のスープで作ってみたいものです。