敬老の日

 

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 9月のカレンダーでは、20日23日が赤字になっていた。20日ってなんの日だっけ?と思ったが、9月の祝日は秋分の日と敬老の日しかないはずだから、20日は敬老の日なんだろうなと思ったが、15日からあまりにも離れているのですぐにはピーンとこなかった。

 

 今日はその敬老の日、私の住む団地の自治会からお祝いが届いた。70才以上の人が対象になっている。いつもは「敬老なんてどこの誰? 」と自覚がないが、この調査の時にはどら焼きもらいたさに名前を書いている。

 

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 10時過ぎ、「ピーンポーン」とドアチャイムがなった。すぐにどら焼きだと思っていそいそと玄関を開ける。届いたのは、昨年と同じ梅園のどら焼きだ。栗きんとんが入っていて大きいので楽しみにしている。

 

 届けてくださったのは、自治会でも貴重な若手の男性だ。自治会に入っている人も年齢が高いが、役員をやっている人も同じ。3年前に私も棟から一人役員を出さなくてはならないというので、仕方なく役員を引き受けたことがある。

 

 コロナ禍でなければ、集会所でお弁当を用意し音楽会があったり、ビンゴゲームがあったりとお楽しみ会が催されるのだが、ここ2年はそれを休止している。

 

 朝9時から重い椅子を運んだり机を並べたりと会場の準備をしたり、お祝いのお菓子を各家庭に配達したり結構忙しく立ち働いたが、働いている人の大部分が敬老対象者なので、「敬老が敬老の会の準備をするんだ。」と言ったら、みんな笑っていた。

 

 3年前はできた集会所でのお楽しみ会も、希望する人全員を入れるのは無理だろうし、コロナ禍が終わったら別の方法を考えねばならないだろう。さて、どうなるか来年が楽しみである。

 

 今年のお祝いのお手紙には、敬老対象者は500人を超えていると書いてあった。一世帯2人いる場合も単身の世帯もあるだろうが、1000世帯の団地の老齢化も加速している。

 

 15日に総務省が発表した65才以上の人口は、3640万人、全人口に対する割合は29.1%だそうだ。

 

 先ほど友だちから電話がかかってきた。「今日は、本当の満月ではなけれど月がとても美しいから見てごらんよ」と言っていたので、これから外へ出てみようかと思っている。