スリランカの旅 その2 (ジェットウィングブルーホテルの朝)

 

 朝の散歩。

 前日は、真っ暗で何も見えなかったので、

目の前は海だったことがちょっとした驚きでした。

 ヤシの幹に動くものがあります。何だろうと近づくと、トカゲでした。

 長さ30㎝くらい。日本にいるトカゲよりもちょっと大きめでりっぱな姿です。

 追いかけると逃げていくくらいで襲ってくるようなことはありません。

 朝からせわしく鳴いていたのは、カラスです。

 体は、日本のものより一回り小さく嘴も細くて華奢ですが、

鳴き声はいずこも同じ、「カーカーカー」でした。

 地上をちょろちょろ動き回っていたのは、リスでした。

 これも名前はわかりませんが、シマリスの仲間でしょう。

 みずみずしいプルメリアの花。

 地上に降りてきた天使のような花。

 ネムノキは、マメ科の植物なのに、この花の実は大きなイチジクのような大きさのも

のでしたので、ちょっと調べてみました。

 和名は「ゴバンノアシ」。(碁盤の脚に似た実がつくとことからついた名前)

 石垣島などに咲くサガリバナの仲間だそうです。

 夜行性なので朝になると落花するようです。

 漁船に描かれている絵。

 色遣いといい、デザインといい、ビビットスリランカらしい。

 朝の食事もブッフェスタイル。

 この頃は、朝は食べないことが多いのだけれど、旅行中は少なめにしていただく。

 

 日本から添乗してきているインド人の旅行社の方から

「シンプルだけど美味しいよ。」

と勧められた「エッグホッパー」。

米粉をといて焼いただけなのに、ぱりぱりして香ばしい。

(つづく)