中華街は大晦日

 洋裁教室へ行くときは、なるべくお弁当を持って行くようにしているのですが、今日は時間がなくて 中華街で食べました。

 これは、「謝甜記二号店」のエビ粥セット。

 エビ粥と、鶏の手羽元(チューリップ)の唐揚げと小包子です。これに食べ放題のザーサイとジャスミンティーがポットで出ます。

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 どうせ食べるなら、自分のうちでなかなか作れないものを食べたいと思うわけです。

 ここの中華粥の基本的な考えがお店の壁にかかっています。

 鶏を丸ごと使ってスープを取り、生米を入れ、4時間炊いてつくっているのだそうですから、なかなかうちでは味わえないお粥さんです。

 唐揚げにかけるオリジナルソースがテーブルにおいてあるのですが、甘いようなピリッと辛いような珍しいソースでした。

 食べる前に店の近くの山下町公園へ。

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  急に強い風が吹いて 春節用の赤いちょうちんが大きく揺れていました。

  春節中の土、日は、この公園を舞台にして舞踊や獅子舞などが繰り広げられる予定です。

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 お粥さんを食べて、外へ出ると、風に加え、雨もパラパラ降り始めました。

 ここは、媽祖廟(まそびょう)です。

 赤いちょうちん、幟など、春節を迎える準備万端というところでしょうか。

 ここには、海の安全を司る神様がお祭りされているようですから、海外渡航される人には

特にご利益があるのではないでしょうか。

 階段の下に骨組みだけができていますが、お神輿が設えられます。

 お参りする人は、ドラを鳴らし、真ん中をくぐり お線香を上げます。

 それが、厄除けになるのだそうです。

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 中国のお正月には、このように 縁起物の金柑を飾るのだそうです。

 大きなレストランへ行くと、紅梅の花の大きな枝が花瓶に飾ってあったり、この金柑に赤いお年玉袋がたくさん吊り下げられているのを見ます。

 明日は、獅子がお店を一軒一軒巡って、爆竹を鳴らし、採青(サイチン:お年玉)を入れた紅袋(ホンパオ)を口にくわえ取るにぎやかなイベントがあります。

 たいこやドラの音、笛の音、爆竹の音を想像するだけで、わくわくしてきます。

(*残念ながら 明日は行けないので、興味がある方は、2013年の2月の春節と2012年10月の中華街獅子舞にアップされているので、ご覧ください。)