植物

懐かしい言葉ー天瓜粉(テンカフン)

雲紋竹を見た同じ日に、もう一つ珍しいものに出会いました。 上の写真は、キカラスウリ。 赤いカラスウリは知っていましたが、黄色のカラスウリを見たのは初めてでした。 赤いカラスウリよりも一回り大きい実です。 説明札を読むと、キカラスウリの根から取…

120年に一度咲く花 (横浜市子ども植物園)

お正月早々能登半島で大きな地震の被害があり、遠くから思いを寄せるしか方法もな く悶々とした日々を送っています。救援が迅速に届くことを祈るばかりです。 申し遅れましたが、このブログもなるべく短めにぼつぼつ書いていきますので、今年 もどうぞよろし…

八幡平ハイキング その4

2日目は、午後雨が降るとの予報でしたので、午前中は回れると思い、バスに乗って 頂上の停留場まで行きました。 歩き始めはまだ薄日もさしていましたが、だんだん雲が厚くなり風も強くなってきま した。 起き上がれていないアオモリトドマツ 昨日と違って歩…

八幡平ハイキング その3

頂上から見えた八幡沼。この辺りの沼では一番大きな沼です。青空を映して美しく青 い水面でした。左側の岸に山小屋がありますが、そこで昼食休憩を取りました。 八幡沼 雪渓が残っている下り道なので、めったに使わないストックを持って歩きましたが、 一度…

八幡平ハイキング その2

八幡平の頂上へガイドさんと歩きながら見つけた植物たちです。ガイドの女性は、1 週間に一度はボランティアガイドを引き受けているそうなので、どこに何が出てきてい るのか承知しているので、個人では見つけられない植物をたくさん教えてくださり有難 く思…

八幡平ハイキング その1

八幡平には昨年の10月中旬に訪れたのですが、 1日目は雨模様、2日目は吹雪いて 紅葉がりどころではなかったのです。 結局、藤七温泉に泊まったきりハイキングどころか温泉内の露天にも入ることができ なくて残念な思いをしました。 その時に次回のために…

片倉城跡公園 (奥の沢のヤマブキソウ)

高尾山へ行った帰りのことです。 横浜へ帰るために、高尾山口から京王片倉で下車し、JRの片倉駅まで歩きました。 ちょうど片倉駅から歩いて自宅へ帰る友人と一緒でした。 彼女は、よく山を歩き野草に詳しい人ですので、当然片倉城跡公園は自分のテリトリ ー…

高尾山桜日和その2

高尾山頂上の桜 精進料理をいただいた後、薬王院の裏手から長い階段を上って頂上を目指しました。 頂上に咲く桜の間から見える空がこの日はとても青く感じられました。天気の良い日 の頂上は人、人、人で埋まっていてお弁当を食べる隙間もないのに、この日は…

秋ですね

キンモクセイ 月曜日団地の路地を通った時に、甘い匂いにうっとりしてしまった。マスクをしているせいもあり、鼻を通してこんな気分になることがなかったので不意打ちをくらった感じで、すぐにキンモクセイだと気づかなかった。 年々早くなっているキンモク…

7月になりました。

ハンゲショウといえば、この植物しか知らなかったが、もう一つ半夏生と言われる草があることを知った。 カラスビシャク 道端に生えている。五月に通った時には、苞の中の花は、黒い色をしていたはずだが もうすっかり黒い色は見つからなかった。 このカラス…

六月になりました。

黒いネットから外を見る。 2月辺りから建物の改修工事のために足場と黒いネットに覆われっぱなし、一日中薄暗い部屋の中にいるとずっと目はドライアイ状態で気持ちもふさぎ込む。パソコンに向かう気力も失われる毎日である。 ようやく寒さからは解放されたも…

 春もそろそろ終わり(子ども植物園)

先々週の日曜日、実家の草取りに出かけてひと段落した後近くの「子ども植物園」に出かけた。 鳥に出会うのはその瞬間そこに居合わせないとならないが、植物との出会いも幾分時間はあるとはいえまた同じ。確かに植物は自分で移動することはないが、花の時期は…

大岡川春うらら

お馴染みの大岡川で初めて見たサップ。 桜木町のみなとみらいの運河ではサップの講習会が開かれていることは聞いていたが、遙々上流めざしてやってきたのを見たのは初めてである。 因みにサップというのはスタンドアップパドルのことである。 平らなボードの…

春うららの山下公園

山下町へマスクの布地を買いに行った21日のこと。とってもいい天気で、買い物に行ったついでに山下公園を散歩。 ホテルニューグランドの前に咲くシダレザクラがもう満開。今年はソメイヨシノより早い。 休日でもありいつもなら観光客がたくさん詰めかけて…

「ハナネコノメ」を訪ねて(裏高尾) 

ハナネコノメソウ 昨年からの懸案だった花を探しに裏高尾まで足を延ばしました。見たいと思っていた花がこのハナネコノメソウです。湿った川の縁に群生する花ですが、友人に教えてもらった日影沢には見当たりませんでした。昨年の19号台風で沢には大きな岩…

8月の池の平湿原

8月は、ほとんど予定がないはずだったのに、週二日だけ働き始めた友人がお盆の間だけ休みが取れたというので、急に3人で信州の上田市近郊へ行くことになった。今年で3年目になる。今回は、台風が近づき天候は不安定、しかも3泊4日と言ってもお盆期間と重なっ…

花が長かった今年のサクラ

今年も桜の開花を今か今かと思いながら3月を迎えた。花見の宴にも縁がないのにこんなに待ち遠しく思うのはどうしてなのかと毎年不思議に思う。昔の冬はもっと寒かっただろうし、その冷たい冬に耐えて春を待ち望む気持ちは今の人よりも強いものがあっただろ…

セツブンソウの自生地を訪ねて

セツブンソウ 2年前には「頭位めまい症」という耳の病気で耳鼻科に通院、去年はリンパ球の腫瘍で手術入院、今年はひどいドライアイで眼科への通院、冬は私にとっては鬼門の季節です。 ということもありパソコンにはあまり近づかないようにしていたためご無…

三浦半島西側へー植物観察2

その1からずいぶん時間が経ってしまって自分でも興ざめですが、その2になります。 次の観察地は、「和田長浜海岸」です。荒崎から海岸伝いで行くこともできそうですが、車の移動のため広い道路に出ますので、10分くらい走って到着です。 長浜のことを地…

三浦半島西側へー植物観察1

6日の日に三浦半島へ行ってきました。 いつもは、茅ヶ崎とか辻堂などの砂植物しか見ていないので、岩海岸の植生との違いを確かめるために出かけました。 辻堂集合で134号線を鎌倉、逗子、葉山と東へ進み、三浦半島の西側の先っちょに近い荒崎を目指しま…

お彼岸の頃

9月の記事です。 今年の夏は、暑くてお盆はお休みしてお彼岸にお墓参りをしました。 生きている自分を優先したのです。 寺に着くと日陰に咲いていたヒガンバナが1輪、美しく咲いていました。 鎌倉のお墓参りは、ちょうどお彼岸のお中日。お墓へ行ってみると…

茅ヶ崎里浜の植物観察(9月)

9月16日は、あいにくの曇り空。予報では雨は降らないとのことだったが、重たい雲が空を覆っていた。 この日は、茅ヶ崎から初めて藤沢市へ入る。辻堂海浜公園の前の浜だ。向こうに見えるのは、江の島。 西の方向を見ると、砂浜に砂草がほとんど見られない。こ…

茅ヶ崎里浜の植物観察(8月)

8月の観察会は、19日。ちょうど17日から急に涼しくなった3日目でした。 集合場所は、7月と同じ浜須賀災害無線塔。 手前の134号線は交通量が多いので横断歩道を渡ろうと待っていてもなかなか信号が変わりません。せっかちな私は、階段を上って歩道橋を渡りま…

茅ヶ崎里浜の植物観察会

7月の観察会は8日の土曜日だった。 毎月場所を移動して砂浜の状態と植生の状態を観察している。 この日は、浜須賀防災無線塔が立っているところに集合してそこから西の方を歩く。 この日も天気は上々。浜へ出てみるとたくさんの家族連れが波打ち際で遊んでい…

世界谷地原生花園(宮城県栗原市の旅その2)

朝のうちに蓮舟に乗った後は、宿舎の方にお世話になった挨拶をして駅へと戻りました。駅を挟んで伊豆沼と反対方向にある「世界谷地原生花園」(せかいやちげんせいかえん)へ行こうと思ったからです。まず、前日までの天気で行けるかどうかを確かめるために…

秋田駒ヶ岳その2

7日の朝カーテンを開けると眼下の田沢湖が空の色を映して青く見えました。前日の筋肉痛もあり登れるかと心配したのですが、麓は晴れているので体より先に心が反応してしまいまたおにぎりを作ってもらって山へ行くことにしました。 ところがバスに乗ると、運…

秋田駒ヶ岳その1

8月の5日から東北3県を旅してきました。旅から帰って余韻が残っているうちにブログを書こうと思っていたのに、なぜかパソコンのキーボードの不具合でパソコンが使えずだいぶ色あせた旅行記になりました。 田沢湖駅前 8月5日、出発の日、秋田方面は日本海側か…

美ヶ原の夏だより

先週水曜日から3泊4日で長野県へ出かけていた。 昨年9月に行った友人の知人の別荘へ滞在。 梅雨が明けているといいけれどと決めた日程だったが、梅雨どころか毎日毎日が猛暑日の横浜。ここを抜け出られるだけでありがたい。 下界の暑さをよそに着いた日の午…

茅ヶ崎里浜の植物観察会

4月22日「ハマヒルガオ」 砂浜に拡がるハマヒルガオが見たいというだけで、ネットでたまたま知った「NPO法人ゆい」が実施した植物観察会に参加したのが2年前。 参加している方々は、大学や高校の先生方や学生さんなど茅ヶ崎に住んでいない方もいるのですが、…

ハマボウフウの花が咲いた

5月5日 これは、昨年の春に茅ヶ崎のNPO法人ゆいで行われた苗のお渡し会に参加した時に預かってきた「ハマボウフウ」です。 「苗の里親になりませんか。」というよびかけに参加し、1年間我が家のベランダで育てたものです。冬はうちの中に入れるように言われ…