5月5日
これは、昨年の春に茅ヶ崎のNPO法人ゆいで行われた苗のお渡し会に参加した時に預かってきた「ハマボウフウ」です。
「苗の里親になりませんか。」というよびかけに参加し、1年間我が家のベランダで育てたものです。冬はうちの中に入れるように言われていたのですが、何とか外で生き延びれそうだったので外に出したままで春を迎えました。
春が近づくに従って茎は手足を力強く伸ばしその先に大きな葉をつけ、見ているだけでも元気がもらえそうでした。5月にはなんと真ん中に花の蕾らしきものも出てきました。大した世話もしていないのに小さな白いものを見つけた時には何とも言えないほど嬉しい気持ちになりました。
5月22日
気温が上がってくると花もぐんぐん成長し、白いブロッコリー状の花になりました。
茎には白い毛が生え、一つ一つの花にはめしべも雄しべもついて花弁も5枚見えます。海岸の砂浜ではアバウトに見るだけでゆっくりと花を観察することがなかったので、そんな小さな世界をもっていることを知ろうともしていなかったのです。
ところがもう一つ預かっていた「ハマヒルガオ」の方は、冬の間に葉っぱが枯れてしまいました。根が生きていれば、また芽を出すような気がして待っていましたが、それっきり姿を見ることはありませんでした。冬は部屋に入れてやらねばならなかったのだと申し訳ない気持ちです。
人間の里親になるのはとても大変なことで私にはできませんが、植物なら水を絶やさず肥料を多少加えてやれば何とかなるかと思い上がっていたようです。
とりあえず、「ハマボウフウ」の方は横浜なら冬に耐えられることがわかったので地植えにしてみようかと思っています。
ずいぶん前のことですが、記録として残しておきたかったので、とりあえずブログにアップしました。