24日、秦野で野菜の買い物をした帰り、
愛川ふれあいの村で野草を見てきました。
春の妖精がふわっと舞い降りてきたかのような花は、イカリソウ です。
船の錨の形に見えるところからついた名前だと思います。
その可憐なピンク色のコスチュームは、バレエのチュチュのようです。
この日は、ちょうど満開でした。
そのお隣には、紫のミヤコワスレが咲いていました。
その昔、因幡 晃の歌に「都忘れ」というのがあったのを思い出しました。
「わかってください」という曲がとても好きでした。
と言っても、今の方はご存じないのでしょうが。
この濃い紫の花が昔から好きでした。
五月過ぎてからの開花だと思っていましたので、ちょっと驚きました。
ノブキの間に咲いていたのは、二ホンサクラソウ。
日本在来種のサクラソウは、楚々とした着物の似合う女性を想わせます。
たぶん、フデリンドウ。
本当に丈も短く毛筆の小筆のようです。
歩く道の真ん中にも出てきていたので、あわや踏んでしまうとことでした。
スギゴケでしょうか。
淡い緑色は、宝石のような輝きでした。
苔の上に落下したさくらの花弁一つ。
ふわっと緑の絨毯に軟着陸です。
ここからは、花より団子です。
秦野で買って来た野菜です。
お目当てはフェンネルでした。
この日は、開店前についていたので、手に入りましたが、
遅く行くともう売れてしまっているハーブです。
葉の部分は、都会でも手に入りますが
茎の元の白い部分が入っているのは、なかなか手にすることができないのです。
ホマレ姉さんのレシピに入っていたので、
どんな味がするのか一度食べてみたかったのです。
翌日の昼食です。
手前が、そのフェンネルの白いところとモッツアレラチーズを小さく切って、
塩コショウ、オリーブオイルのドレッシングに混ぜて
冷蔵庫に半日ばかり入れておいたものです。
セロリの白いところと似た感じがしますが、
もう少し甘やかな感じで、やはり独特の香りでした。
ついでに、後ろの左は、グリーンアスパラを買って来たので、
玉ねぎとジャガイモと一緒にポタージュスープにしたものです。
玉ねぎを炒めている時に焦がしてしまったのと
牛乳でなく豆乳で作ったので、色が冴えませんが、お味は良かったです。
もう一つは、’食パンのフレンチトーストです。
タマゴとはちみつと牛乳につけておいて、
バターで焼いてシナモンを振りかけました。
上手に色よく作れば、どこかのカフェで食べたメニューといってもいいのではと
自画自賛のランチでした。