油断すると踏んでしまうくらい小さい。
うちの実家の庭は、ちょうど、タツナミソウが花盛り。
春の波がざぶんざぶんと打ち寄せている。
今年は、ずいぶんと勢いがよい。
花の名は、北斎の浮世絵の立浪からつけられたようだ。
草取りの切りが付いたので、隣の植物園に移動。
こちらは、植物園の玄関のそばのジュウニヒトエ。
たくさん花が重なっている様を見て
十二単と名づけたようだが、よく考えたものだ。
これは、園芸種のジュウニヒトエ。
この白いのと後ろに咲いている薄紫のが、野草のジュウニヒトエ。
丈が、園芸種のものよりも低い。
今は、東京の近郊では
造成とか開発で絶滅危惧種に近いと言われている。
これは、キランソウ。
ジュウニヒトエに似ているが、花は重なっていない。
キランのキは、古語で紫を表わし、ランは藍色を表わしたそうなので
色合いからこの名前になったという説があるが、
ほかの説もあり、よくわからない。
春先は、スミレをはじめ野草には紫のものが多いのは、
この時期の在来の昆虫に この色が好まれるのかもしれない。
おまけ
今日の昼ご飯
青大豆の浸し豆というのは、初めて作ってみたが、
煮豆とは違って、柔らかくゆでてから
薄味の出汁に昆布と一緒につけておくだけなので、
上品な味に仕上がって、箸休めにいい。
久しぶりのヤーコンのきんぴらは、
シャキシャキとさわやかな歯ごたえ。