ニリンソウの白い花です。
15日の金曜日に奥多摩で見た一番旬な花でした。
栽培されているわけでなく、山道のそこここに群落になっています。
日本在来の野草は、デリケートで繁殖力も弱いので、
道路工事などが始まると割と簡単に消えてしまいます。
野草というのは、大体一本では生きていけないようで、
たくさんの仲間と一緒に咲くのです。
この白いスミレは、うちへ帰ってしらべたところ、マルバスミレ。
花は、結構大きくて花芯にかすかに紫の線が見えます。
花が大きいので洋種かもしれないなと思いました。
久々にお気に入りの写真。
友だちの家の庭に咲いていた梨の花です。
まるでバラのつぼみのようだと思いませんか。
梨もりんごも、見ての通り、バラ科の仲間なんですよね。
草地に生えていたワラビ。
といっても、20本くらいしか収穫できませんでした。
この日は、庭のタケノコを掘り、コゴミを収穫する予定ででかけたのに
肝心のタケノコは、10cmくらいの小さなのが3本、
コゴミに至っては一つも出ていませんでした。
街の八百屋にタケノコが並んできたので、そろそろかと思ったのですが
やはり奥多摩の春はゆっくりゆっくりでした。
お昼は、先日奥多摩セラピーハイキングというサイトで
見つけたレストランへ行ってみました。
レンガ色の建物がおしゃれ、大きなガラス窓が開放的です。
障碍者支援のために運営しているカフェレストランで「SAKA」といいます。
ランチのメニューは、4種類だけ。
これは、どのメニューにもつく前菜です。
左から
*キノコと野菜のマリネ、
*新玉ネギとスモークサーモンの行者ニンニクソースがけ
*スライスウコンと柑橘のソーダ割
さすが奥多摩、行者ニンニクのソース、
とれとれのシイタケやブナシメジ、それにウコン。
どれも春の旬の味で、免疫力を上げるもので理にかなっています。
私は、パスタセットを注文しました。
*春キャベツのコンソメスープ、サラダ
*ナスとモッツアレラのトマトソースのパスタ
*フランスパンとオレンジベーグル
これに飲み物がつきます。
のどが渇いていたので、私は、クランベリージュースを頼みましたが
コーヒーなどいろいろ選べます。
これで900円です。
友人の頼んだのは、秋川牛のハンバーグセット。
秋川は、山を越えた南側、お隣の市です。
ジュージューと音をたてて食卓へやってきました。
こちらは、1300円。
どちらもボリュームがあるので、お腹もいっぱいになりましたが、
やっぱり甘いものが欲しくなり、別注文でしたがケーキを頼みました。
モンブランとレアーチーズケーキです。
チョコにはウコンの粉末が入っているそうです。
マロンクリームが特にお勧めです。
クリーム類はもう少しコクがあるといいと思いましたが、
300円なのであまり文句も言えないです。
レストランのまわりには、お店の上の方にある障碍者施設の人たちが作った
アート作品が飾られています。
粘土で作った作品は、庭の花々に溶け込むように置かれています。
力強く、不思議な魅力がある作品が多いです。
ほとんどの野菜類やキノコ類は現地生産で、
肉も秋川産と地産地消の安心レストラン。
しかも都会で食べるくらいの味をいただけ、支援に繋がるのですから
すっかりファンになってしまいました。
奥多摩駅からは、歩くと40分くらいかかるそうですが、
車なら5分くらいで来られます。
(次回に続く)