横浜の湧水

日の出湧水

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                                       ミズクラゲ(白くみえる)

 この「日の出湧水」は、桜木町から歩いて15分くらいのところ、大岡川にかかる黄金橋のすぐそばにあります。伊勢崎町も近い街の中にあるので、初めて見たときは、驚きました。

 ただし、この湧水は、直接この場所から湧いているのではなく、川とは反対側の野毛の山から引水しているそうです。飲料には、適していないとのことですが、近くの人が、洗濯をしているのをよく見かけます。私も、この近くでやったワークショップで染めたスカーフをこの湧水で洗ったことがあります。

 昔は、この水は、安全に飲むことができたのでしょう。川の堤防の壁に管の穴がところどころにあいているのですが、それは、外国船に新鮮な水を提供するための管で、小さな船でこの辺りまでやってきては、この湧水をタンクに詰めて港へ運んだものの跡だと教えてもらいました。

 年間を通して15度くらいなので、夏は冷たくて手を洗ったりするだけでも気持ちがいいものです。今も滾々と湧き出ていて、かなりの水量です。

 隣の写真は、ミズクラゲの写真です。満潮に近い日でしたので、ちょうど橋を渡っている時に川を覗いたら、くらげがぷかぷか浮いているのを発見しました。ミズクラゲだと思いますが、クラゲがやってくると海水浴は、おしまいといわれますから、まだまだ暑い日が続いていますが、そろそろ夏は終わりだということでしょう。