ベルギーのテーブルコーディネート
クリスマス最後の日、西洋館へやってきました。
石川町の駅から坂を上り、イタリア山にあるブラフ18番館、外交官の家、そしてベーリックホールと巡ってきました。
ベーリックホールは、今年はベルギーのクリスマスをイメージしたデコレーションです。ベルギーは、高級なチョコレートで有名なので、シックなチョコレート色でまとめられていました。赤や緑などのクリスマスカラーとはかけ離れた色合いでしたので返って印象に残りました。
イメージツリー
このツリーの中の茶色のオーナメントは、オアシスで作ったカカオの実だそうです。独特な飾りでなかなかいいなと思いました。 さらにエリスマン邸から234番館へ。
234番館では、シンタクラースが登場!
オランダのシンタ・クラース一行の人形
オランダのもう一つのクリスマスというタイトルのデコレーション。
初めて知ったのですが、オランダでは、12月5日にシンタクラースという聖人が(ふだんはスペインにいるのだとか)この時期、船に乗り、さらに馬に乗って子どもたちの靴の中におもちゃなどのプレゼントを届けに来るのだそうです。
子どもたちは、暖炉のそばに、靴を置き、その中にもらいたいプレゼントの手紙、お連れの馬のご馳走にんじん、自分で描いた絵などを入れてシンタクラースを迎えるのだそうです。なぜ、聖人がスペインからやってくるのか、経緯がわかりませんが、ちょっとおもしろそうな話だなと心に残りました。
イギリス館、みなとの見える丘公園を廻り、夕焼けに浮かんだ富士山のシルエットに背中を押されながら坂を下りました。駄目押しのクリスマスは、日本大通りのイルミネーション。これで今年のクリスマスは、お・し・ま・い。