今日の夕方、児童遊園地まで散歩がてら梅のようすを見てきました。
現在、児童遊園地は、園内を整備している最中で入れないところもありますが、梅林は大丈夫です。入り口を入ると、すぐのところに柴垣で囲った梅林があります。
先日行った時は、まだ寒かったせいもあって種類によって花を咲かせているものもありましたが、全体的にもう少し時間がかかるかなあと思っておりました。
ここのところ暖かい日が何日かあったせいでしょうか。今日は、全体が色づいてまさに梅林という感がしました。
もう日が沈み始めた時間帯なので、ボーっとしか写っておりませんが、向こうの竹林の間に夕焼けが写り込んでいます。
いろんな種類の梅が咲いていますが、いくつかご紹介します。
米良
名前に米という漢字が使われているように、ほかの白梅に比べてとても花が小さいです。一重でシンプルですが、米粒のようにかわいらしい花です。花つきがよく、一枝の花の数が多いような気がしました。
無類絞
これは、一見うすいピンクの梅のように見えますが、よく観ると、白い花びらに薄い紅が絞り込まれているではありませんか。ポッと顔を赤らめた乙女のような初々しさを感じる私一押しの梅です。
八重唐梅
次は、紅梅。この紅梅は、花びらの重なりも豪華で、一際華やかな空気を醸し出していました。八重寒紅もちょっと似た感じの花でしたが、そちらもほぼ満開で、どちらかというと白梅より早いようです。
今日の散歩で、私が歩くそばを小さな蛾が飛んでいました。昨日は、二十四節気の啓蟄。虫に限らず、さまざまな生き物が目覚め始めるのだそうですから、これから毎日が面白くなりそうです。