5月の子ども植物園

 5月10日、半年ぶりの ”横浜市子ども植物園”。

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  二人静(フタリシズカ)

 この写真に写っているのは、確かに二人だが、

たまに、サンニンシズカ、ヨニンシズカ などというのがある。

 ”三人寄ればかしましい” という言葉もあるので、

もはやシズカなどとは到底言えないのだが、

意外と3本、4本と穂が出ているものが多い。

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 ヒトツバタゴ

 ちょっと遠くからでも 白く雪が積もったように見えるくらい

真っ盛り。

 外国から入ってきた植物なので 

名前がよくわからない当時の人が 

なんじゃもんじゃ

と 呼んだようで

 別名 ”ナンジャモンジャ”の木 と呼ばれている。

 私も 本当の名前よりも 

この別名のナンジャモンジャとして覚えている。

 見上げるくらい大きな木になったものを見たことがある。

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 ウケザキオオヤマレンゲ

この時期一番大きくて華やかな花を咲かせる。

下向きに咲くオオヤマレンゲと 上向きに咲くホオノキの交配種らしく、

上向きなので、ウケザキになったらしい。

 近づくと、芳しい香りもする。

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 カラタネオガタマ

 この木のそばを通ると、甘い香りがする。

 人は、バナナの香りだという。

 よく神社の境内に植えられているのだそうだが、

私が、この木と初めて出会ったのは、鎌倉の覚園寺(カクオンジ)の境内なので

神社ばかりでなく、寺の境内にも植えられているのかもしれない。

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  スモークツリー

 葉は、茶色だが、よく見ると小さな白い花が咲いているのがわかるだろうか。

 花が終わると 花軸がモフモフとした状態になる。

 それが煙のように見えるので、スモークツリーという名前になったようだ。

 春の初めは、スミレを筆頭に紫の花や、

タンポポの仲間のような黄色い花が

野山を彩ってるような気がするが、

 5月から6月にかけると 

白い花が多くなるような気がしている。

 昆虫や鳥との関係など

自然の法則があるのかもしれないと思いながら、

調べたことがない。

 私の植物観察は、毎年ここ止まり。

 うかうかしていると 死ぬまでここ止まり。