おはよう!
さっとカーテンを開けると
年に1週間ほどの短い間、我が家の窓からお花見ができます。
冬の間のブログをご覧いただけた方は、ご存知のアオゲラぽんちゃんが
停まっていたあの桜の木です。
もうだいぶ古い木でしかも枝が下の方にはない貧弱な木なので、
花つきが悪いのです。
よく見ると、まだ蕾が結構残っているので、八分咲きといったところでしょうか。
あれ、冬の間ツグミのつぐみんが枯れ葉をめくり上げては虫をあさっていた地面に
何やら動くものが‥‥
大きくしてみると、どうやら時々来ているタイワンリスです。
何を探しているのでしょうか。
いつもは、木の上にいて枝から枝へと渡り歩いて、
めったに下へ降りてはこないので、今日はお花見としゃれているのかと思ったら、
こちらを向いて、
「いえいえ、私は花より団子。」と聞こえたような。
このリス、見ている分にはかわいいですが、この界隈増えすぎて
困っているのです。
リスを見ている場合ではありません。
今日は、国立で会食があるので、
着替えて急いで出かけなくてはならなかったのです。
横浜から東横線で武蔵小杉、乗り換えて南武線で立川、ここでまた乗り換えて
国立へ。2時間ほどかかります。
今日は、国立の桜は、ほぼ満開。
駅にはお花見の待ち合わせらしい人たちでごった返していました。
花壇のチューリップも満開です。
駅前から桜並木の道を歩いて、高級スーパーの紀伊国屋を過ぎてすぐの路地を
曲がると、この「夏の家」があります。
路地へ入ってしまうと表通りの喧騒とは無縁の閑静な住宅街と変身するところが
国立らしいところです。
「夏の家」は、ハワイに本店があると下調べしていったので、
女将さんがご挨拶にいらしたときに、いきさつをお聞きしました。
ハワイのお店は、移民していた日本人のために和食を提供していた
お店だったそうです。
親戚にあたる夏の家から、この古民家を使ってお店をやりませんかと
声がかかったことがきっかけで始められたそうです。
いただいたのは、松花堂弁当です。
外でいただくときは、和食に限ると思うのは、
こうしたたくさんの種類のものが食べられるからです。
うちで頑張っても、絶対に作れませんから。
目も舌も楽しませてくれる松花堂弁当でした。
頃合いを計って、お造り、また頃合いを見て揚げたての天ぷらが出てきました。
今日は、8人中5人の参加でしたが、下戸ぞろい、お茶だけで楽しんでしまいました。
この後、たけのこご飯と赤だしの味噌汁と香の物、
最後に、デザートのお菓子とコーヒーが付きました。
おしゃべりが始まるともう写真を撮るのを忘れてしまいます。
11時半から3時まで個室で過ごせるので、2時間たったらお茶のお店を見つけて
移動する必要もなく、ゆっくりとできるところもいいお店だと思いました。
国立の桜は知っていましたが、こうしてこの時期に
どんぴしゃりの桜を愛でることができたのは、初めてです。
帰りは、国立の駅とは反対の南武線の谷保の駅に向かって
そぞろ歩いてまいりました。
途中に一ツ橋大学があるのですが、大学祭をやっているのを発見。
覗きませんでしたが、この時期に学祭というのは珍しいと思いました。
府中で展覧会がありましたので、そちらへ回りました。
府中も桜が有名なのですが、ラッシュアワーになるのが嫌で、
府中の桜はスルーして帰途につきました。