ナナフシ

 ナナフシモドキ

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 草取りをしていて起き上がったところにこのナナフシがいました。普通、擬態として知られているナナフシですが、周りが緑ですので、薄茶は反って目立ちました。

 ナナフシにもいろいろ種類があるらしいので、ネットで調べてみました。本州にいるナナフシは、エダナナフシとナナフシモドキがほとんどのようです。ナナフシモドキという名前を聞くと、ナナフシとは違うのかと思いますが、りっぱなナナフシです。どうやら、周りの木や草の枝に似せるというところから、そういう名前がついたのではないかとのことです。

 両者の違いを見てみたら、触角が短いのがナナフシモドキで、長いのがエダナナフシらしいです。というわけで、これは、触覚が短いので、ナナフシモドキだと思います。ただ、足に縞模様があるのが分かるでしょうか。どうも幼虫の時は、縞があるということも分かりました。

 ナナフシの色は、緑や茶など様々なようで、体の色だけでは見分けがつきません。 

 食べ物は、植物の葉っぱで、一見、のんびりした感じでほのぼのとしますが、触られた時など、死んだふりをするというような役者でもあり、他の種類のナナフシには、猛毒を出す仲間もいるそうです。

 他にもバッタやすばらしいファッションのクモにも出会いました。草取りの時の楽しみです。