鎌倉「佐助のさんぽ市」

 香取線香立て

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 鎌倉の鉄工作のお店から「佐助のさんぽ市」の案内をもらいました。佐助というのは、鎌倉の西口からトンネルを一つ抜けた辺りです。

 「さんぽ市」は、佐助にポツンポツンとある飲食店などが、そろってちょっとした手作りワークショップや特別な商品を売ったりして盛り上げようという夏のイベントです。私も一年くらいご無沙汰していた「Fe★NEEDS」さんへ行って来ました。

 このお店は、鉄の溶接の体験をさせてくれるお店です。以前にもうちのドアにかけるネームプレートだとか、クリスマスシーズンに使えるチャイムのついた飾りを作りましたが、今回は、蚊取り線香立てを作りました。

 火花を散らして熱で切ったり、電気溶接したりするので、やる前に防護用のエプロンをかけ、両腕カバーと手袋をつけ、頭には目を傷めないように加工してあるヘルメットをかぶって仕事を始めます。

 まず、鉄板を使って、半円を2枚を切っていきます。底板は、湾曲させるところが難しいので、部品としてできています。次にでこぼこの付いたかなづちで鉄をたたいて凹凸をつけます。そして、部品を電気溶接の道具でくっつけます。持ち手やあとの細かいところは、担当の方にお任せですが、それだけでも大満足です。

 切る方は、だいぶうまく線の通りに切れるようになったのですが、あいかわらず溶接は、出だしで固定できずすぐ動いてしまうので、うまく行きません。最後に色を指定してスプレーで彩色します。今回は、黒にしました。 ちょっと見、南部鉄器の香取線香立てに見えませんか?